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直井建築設計による世田谷の住宅「SPIRAL HOUSE」

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直井建築設計事務所 (Katsutoshi + Noriko Naoi / Naoi Architecture & Design Officeによる世田谷区の住宅「SPIRAL HOUSE」のオープンハウスに行ってきました。

敷地面積132m2、建築面積78m2、延床面積192m2。木造3階建て。

スパイラルハウスとは外構に見える植栽に始まり、庭、2階、3階のデッキへと外部スペースが反時計回りにぐるぐると配置されていることからきている。

引戸の門扉を備えた玄関ポーチには自転車なども置ける。

玄関からはモルタル調のタイルが連続するように敷き詰められている。

玄関の直ぐ左は納戸。階段室の裏から2つの寝室へ。正面奥は水回り。

1階の水回りは洗面室と、シャワー室。 

スパイラルを内部にも表現したカーブが階段室に。

将来の子供室。目の前に見えるのは75mm角の無垢の鉄柱で2階と3階の床を支える。

主寝室。正面の庭は、上の(2階)デッキへ連続する。

象徴的な階段は側面が壁に接しないように設えてあるうえに、手摺子を水平にしたため剛性確保の検討を重ねた。 


2階LDK。手前は約8帖のダイニング。ペンダントライトはまだ高さ調整前とのこと。

リビング側にもスパイラルを強調するカーブが。右上は3階の和室。

階段の手摺子が水平なのは、外に見えるデッキの手摺子に合わせてあるからだ。


6m近くある長大なキッチン。

キッチンからは書斎に連続する。床のタイルは1階と同じもの。 

3階へ。和室は四面に開口があり開放的だ。客間としても使うので、開口にはすだれが取り付けられる予定。

和室の引戸を開けるとキャットウォークが。2階を12mのワンルーム空間にするため剛性確保の梁を通すことで現れたスペースだ。

和室の反対側はもう一つの水回り。こちらの浴室には浴槽がある。


プライバシーやセキュリティーを確保しながらも、閉鎖的にならないようにデッキを効果的に配置。また斜線規制によって必要な3階のセットバックにも大きなデッキを設え、植物好きな施主に多くの庭スペースを提供している。 

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