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arbolによる西三国の家

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arbolによる西三国の家の内覧会に行ってきました。


平屋木造建て
敷地面積169.24㎡、建築面積91.70㎡、延床面積91.70㎡
70代のご夫婦の2人暮らし
敷地は、市民公園が計画されている予定地の北側に隣接してる。


マンションを購入するか平屋を購入するかを迷われていた訳ではないが、施主にとってそれぞれの利点を考えて設計された。


杉板張りの外壁
コートハウスの難点は風通し。目隠しと風通しを良くするために南と北側それぞれにスリットを設けている。



ガレージ、奥に玄関


玄関扉
玄関を入ると、まっすぐにのびる廊下。両側に庭が配置されているので、とても明るい。
通路やトイレなどは通常より広めに計画されており、バリアフリーにも対応。なんといっても、広い廊下は気持ちが良い。


奥へ進むと、庭に囲われた和室と縁側。


和室
引き出し式の棚は仏壇に


縁側から見た庭と縁側

縁側から見た和室とリビング
写真からわかるように、廊下は両側が庭に挟まれており、内と外の境界線が曖昧な感覚になります。


縁側から見た和室とリビング、ダイニング


右側に水回りのものが配置されている。
奥からキッチン、トイレ、バスルーム。
クーラーやヒーターも賢く収納されており、使うときにだけ姿を見せる。

キッチンはArietta


キッチンからリビングと庭が見えるようになっている。


中庭の奥には洗濯物を干すための空間がありました。ここは外壁と内壁の間の空間。外壁のスリットからは外気を取り入れることが出来るが、洗濯物は外から見えないように目隠しとしても機能していました。雨から洗濯物を守るようにポリカの屋根を設置し、奥様の背丈に合わせて物干し竿や窓の高さなども決められていました。


中庭から見たリビング、和室、廊下


中庭から廊下を見る
景観設計は、荻野寿也さん


リビングは掘りごたつに。中庭に囲まれてはいるが、直射日光が入るわけではないので、明るすぎない。また、程よい大きさの庭が落ち着かせてくれます。
秋には紅葉が一層美しくなり、一年中楽しめるお庭を設計されています。
「一点を見る庭ではなく、視野が広がるS字型の中庭を計画しました」と堤氏。


リビングから見た和室と中庭
外壁に内壁(ガラス)で囲われているので、窓やガラス引き戸を全開にしていても安心。窓には全てカーテンレールが設置されているので、夏の暑い日や冬には断熱としても効果があります。


障子で仕切ることが出来、ゲストも宿泊できます。


電気スイッチはJIMBO
配置にも配慮が見られます。


リビングから廊下、玄関を見る
両側には中庭。奥には靴箱。


寝室
右の窓の外側が洗濯物を干すスペースに。窓の位置はちょうど洗濯物が見えない高さに。

寝室からも緑が見られるように、ここにもお庭が配置されていた。下方の窓から優しい光が入り込んできます。

鳥瞰図 Drawing ©arbol
「奥様が緑が好きなので、住宅ゾーンと緑ゾーンをわけてレイアウトし、一点を見る庭ではなく、視野が広がるS字型の中庭を計画しました。」堤氏。
このパースからもわかるように、家を箱で囲い、S字型の中庭を配置することで全ての部屋から庭が望めるように設計されていました。


Drawing ©arbol

Drawing ©arbol

「シンプルでいて暖かみを感じるデザインを心がけています。装飾はせずになるべくフレキシブルに。ライフスタイルが変わっても気持ちよく住めるように工夫をしており、自然のものを出来るだけ使い、朽ち果てても良くなっていく、味が出て来ることを意識して素材選びをしています。」堤庸策氏(arbol 代表)

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長坂常による「WORLD BASICS」展示会場デザイン

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長坂常/スキーマ建築設計(Jo Nagasaka/Schemata Architects)が会場デザインを担当した、アパレルブランド「WORLD BASICS」の展示会場に行ってきました。

会場は東京のワールド北青山ビルの1階。

 WORLD BASICSはアパレル企業ワールドが展開するブランド。ブランドとして3シーズン目に入るに当たってブランドコンセプトを新しくする事になった。

 素材やもの作りにこだわった「更新するベーシック」をキーワードに、そのイメージを言語化・可視化するために建築家の力が必要だった。
右にあるのは「海島綿」という最高級の綿で非常に滑らかで柔らかい!

 商品以外で長坂さんからのニューベーシックの提案「柔らかい平台」。ショッピング中、什器に膝があたる不快さをなくすようスポンジでできている。

 もう一つのニューベーシック「ハンガーをかけるときに柔らかい音のするラック」。金属同士のカチャカチャする不快な音がない。

 ポップアップストアなどでそのまま使えるディスプレーセット。

 素材の肌触りがとてもいいので、お客さんにすぐ試着してもらえるよう試着室がセットになっている。

 丸編みでシームレスにできているシリーズ「MALU」。

 生地が巻いてあった円筒を使ってディスプレー。

 スポンジによって独特の雰囲気に。

 ブランドロゴもスポンジに埋め込まれている。

 時折異質な物をディスプレーすることで会場にメリハリをつけている。

パンフレットの台もスポンジだ。

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原田真宏によるセミナー「空間・場・物性」

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リビングデザインセンターOZONEにて開催された原田真宏 / マウントフジアーキテクツスタジオによるセミナーに行ってきました。

 セミナーの企画・コーディネートは中崎隆司。'建築家がつくる新しい住まい―つながりを超えて' というテーマで全10回の内3回目。

 原田真宏さん。セミナーのキーワードは「空間・場・物性」。これらは建築を設計する際常に心掛けていることで、それにより「健全な」建築をつくっていきたいと話す。

中崎隆司さん。 「今後家族や地域社会との "つながり" が益々問われていく中で、建築家の考えや提案していることをシリーズで紹介していきます。」
第4回は8月26日、西田司 / オンデザインを講師に迎え開催するそうだ。

【建築家がつくる新しい住まい―つながりを超えて】
会場: リビングデザインセンターOZONE
詳細:www.ozone.co.jp/event_seminar/seminar/seminar_c/detail/1548.html

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成瀬・猪熊建築設計:「りくカフェ」クラウドファンディングへのご協力のお願い

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成瀬・猪熊建築設計事務所も携わる陸前高田のコミュニティカフェ「りくカフェ」が、本設への建て替え資金をクラウドファンディングにて募っています。




以下成瀬友梨さん、猪熊純さんからのメッセージです。

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この度は、私たちがNPOの一員として関わっております陸前高田のコミュニティカフェ「りくカフェ」が、本設への建て替え資金をクラウドファンディングにて募ることになりましたので、ぜひとも皆様のお力をお借りしたく、ご連絡させていただきました。

2012年1月より仮設の建物で営業を始め、地域の拠点として成長してきたりくカフェですが、使用期限が2014年3月にせまっており、さらに計画中の復興道路が現在のカフェの敷地を通る可能性がある等、様々な理由により近々移転を余儀なくされております。

仮設カフェは、非常にやる気のある地元の女性たちが運営を行っているおかげで、私たちが考えていた以上に多くの方に愛される交流拠点として成長してきました。この勢いをぜひ本設カフェへつなげ、これまで面積や設備の制約でできなかったことを含め、ますます活動の幅を広げていきたいと考えております。

現在、寄付金や助成金によって建設資金の7割ほどを集めることができました。引き続き助成金に応募するなどして建設費を集めていきますが、より実現に近づくために、今回CAMPFIREを通じて残りの建設費の一部をご支援いただけたらと考えております。

CAMPFIREでは、お一人様500円からご支援が可能です。ご支援の額に応じて、りくカフェより心をこめたお返しをさせていただきます。リターンの内容につきまして、詳しくは下記のページをご覧下さい。

日々の活動の様子は、Facebookにて随時更新しております。お時間がありましたら、こちらもぜひお目通しいただければと思います。

もし本プロジェクトにご賛同いただけましたら、できる範囲でのご支援をいただければ幸いです。また、TwitterやFacebook等での情報の拡散にもご協力いただけたら大変助かります。
突然のお願いで恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

成瀬友梨 猪熊純
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misoによる「鮨かなさ」

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関西を中心に活躍するインテリアデザイナー、misoによる最新作「鮨かなさ」を尋ねてきました。


「鮨かなさ」は、大阪市の新福島駅近くに位置するカウンター席のみの江戸前鮨屋。住宅街という立地を生かすため、施主から隠れ家的な店にしてほしいという要望があったという。


床面積48.78㎡ カウンター席10席


『重心の低さ』を空間を構成する際に重点を置き、通常の空間より天井を低く設定することで、カウンターに座った時に最も心地よく感じる天井高を考えている。




茶室の内部のように、人が座った時に初めてその天井の低さが生かされ、その空間に居る人に落ち着きとバランスをもたらす効果を狙っている。


重さが強調される石をあえて多く使用し、素材の重厚感によっても重心の低さを助長している。


トイレと洗面所
ペンダントライトは、misoがデザインした紙製の照明器具「sense


まるで洞窟の中のような雰囲気。
空間の曲線形状は、最も効果的に店内を照らし出す照明の反射角度から割り出されており、特にカウンターバックの大きな曲線部は、空間全体にやわらかい照明効果をもたらす。


入り口は6mmのスチール。特注の筒状ダウンライト。

既存の建物の外観すべてをデザインするのではなく、あえて入口部のみのデザインに制限し、辺りが暗くなる営業時間には建物の外観が消えて、入口のみが浮かび上がるように見える効果を狙い、暗くなると突如現れる隠れ家的な入口をつくりだしている。

施工にあたっては、misoも所属する建築/家具/施工チームのA.F.K.によるもの。施工のクォリティーの高さは、現場監督を担当した1級建築士でもある青木氏や家具製作を担当した木工家具職人である福田氏の力が大きい。

デザインを手がけた、misoの代表・インテリアデザイナーの小西啓睦氏。

『シンプルなライン構成でありながら、環境心理学、素材、寸法、形状などあらゆる角度からの緻密な計算によって”心地よさ”を導き出している。
こだわりのある鮨とともに、心地のよい非日常な空間を体験してもらえればと思う。』

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15組の建築家による「新しい建築の楽しさ 2013」展レポート

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東京、京橋のAGC studioで始まった「新しい建築の楽しさ 2013」(前期)に行ってきました。
これからの社会を予見させる建築模型の展覧会だ。

 出展は15組の若手建築家。畑友洋、平瀬有人 + 平瀬祐子/yHa architects、保坂猛、西田司 + 中川エリカ + 一色ヒロタカ/オンデザイン、前田圭介/UID、成瀬友梨 + 猪熊純、藤野高志/生物建築舎、原田真宏 + 原田麻魚/マウントフジアーキテクツスタジオ、山口誠、伊藤麻理/UAo、高橋一平、川口有子 + 鄭仁愉/有設計室、藤本壮介、石上純也、小池啓介 + 山本匠一郎 + 大縄順一 + 李仁敦/Thirdparty。

 この15組を、7月からの前期と、9月からの後期の二グループに分けて開催する。

 そして会場デザインは松島潤平が担当。

 AGC=旭硝子の素材を主に使い、透明感のある展示台で模型が浮遊するように表現されている。

 'ネットワーク型集合住宅':畑友洋
3人のシングル女性がクライアントで、3人の要望を特化させたトランク棟、スパ棟、ダイニングキッチン棟を神戸の各所に計画。

 山中のダイニングキッチン棟。

  '鹿手袋の長屋':藤野高志/生物建築舎
14戸からなる賃貸集合住宅の計画。格子状に外部空間を貫入させ光、風、視線が縦横に通り抜ける。


 iPadに映し出される映像の上に平面図が描かれている。 

 'LT城西': 成瀬友梨 + 猪熊純
最近名古屋に完成したシェアハウス。8畳の個室13室が入り、吹き抜けを活用し立体的にそれぞれが繋がることが出来る。

 共用部のDK。

 'LAPIN':保坂猛
1階に飲食店、2・3階が住居。建物の前には川が流れ、その護岸の断面を建築の意匠に反映した。

 'SGR': 平瀬有人 + 平瀬祐子/yHa architects
1934年に竣工した銀行の旧支店をリノベーションし、宿泊施設や飲食店が入る計画。


 'ハモニカ横丁ミタカ':原田真宏 + 原田麻魚/マウントフジアーキテクツスタジオ
古いテナントビルの1階部分を改修し、いくつかの飲食店により横丁のような雰囲気にする計画。



 'パクセ・プロジェクト': 山口誠
ラオスで進行中のゲストハウスのインテリアデザイン。ワンフロア500m2の3フロア。このかなり豪華な邸宅には20代後半の女性一人が住むとか。


 '福山市本通り商店街プロジェクト': 前田圭介/UID
市中心の330mある商店街はいわゆるシャッター通りになっている。そこを活性化させるプロジェクト。

 既存のアーケードを撤去し、代わりにステンレスワイヤーをリズミカルに渡し、アートの展示やイルミネーションなどのイベントを可能にする。

 'コーポラティブガーデン': 西田司 + 中川エリカ + 一色ヒロタカ/オンデザイン
10層を10面の敷地に見立て、8通りの家と庭をセットし垂直に重ねた。強固なラーメン構造で構造壁をなくし居住者が自由に間取りを決められる。

 オンデザイン特有の高密度な模型。

【新しい建築の楽しさ 2013】
会期:前期7月30日〜9月7日、後期9月10日〜10月5日
会場:AGC studio
企画:中崎隆司
詳細:http://www.agcstudio.jp/event/project_08th.pdf

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山縣洋による横浜の住宅「YA」

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山縣洋建築設計事務所 (Yo Yamagata Architectsによる横浜市都筑区の住宅「YA」のオープンハウスに行ってきました。

 敷地面積199m2、建築面積78m2、延床面積137m2。木造2階建て。

 正面は西向き。建て替えで3台分の駐車スペースを持つ二世帯住宅に。

 反対側は高さ約5mの擁壁。広い駐車場、二世帯などの要件を満たすためには擁壁ぎりぎりに追い込む必要があった。だが擁壁が老朽化している可能性があるので地盤を柱状改良し、かつ擁壁に加重が掛からないように1階床は敷地の内側1.5mほどからキャンティレバーで支持されている。

 駐車場の上はパティオになっており、FRPグレーチングを用いて明るくなってる。

 玄関を入ると左手前(写真では見えないが)納戸、水回り、両親の寝室、ダイニングと続く。2階は子世帯が主に使用する。 

 廊下を進んでの見返し。左上、先に触れたグレーチングによりハイサイドから光が入る。

 ダイニングは2階までの吹き抜け。両親のリビング的な役割も果たす。

 振り返ると敷地南東にテラスが設けてあり、全開にすることができる。


 両親の部屋から。廊下に面した引戸も全開に出来るので広々と。

 車椅子でも入れるトイレは引戸が一般的だが、ここではスペースの問題で開き戸に。しかし開口を大きくするためには同時に戸も大きくなり、さらに戸が開くスペースも必要になるがそれらを折れ戸にすることで解決。

 2階へ。4つの景色が見える。 

 階段を上がって見返すと手摺は書棚になっている。右に子供室と主寝室。左側に子供室とパティオ。

 廊下を進むと読書スペースが設けてある。右側、ずらした壁の隙間から光が入るのが効いている。

 廊下の突き当たりに洗面台。手元に小さな窓。頭上にトップライト、しかもブラインドが設置されている。

 廊下を戻りリビングを見る。左は吹き抜けでガラスが張ってある。

 リビング。床は1階と同じウォールナット材。

 吹き抜けは右に畳まれている折れ戸で閉じることもできる。

 2階の天井まで開いた大開口からあざみ野の街並みが一望できる。

 子供室。

 もう一つの子供室。

 山縣さんの住宅ではいつも「おっ」と思う細かい仕事があるので探してみるとこんな扉を発見。リビングと廊下を仕切る扉だ。

「テラス、パティオ、ガレージにより空間のボトルネック=くびれを作ることで、ひとつの空間を繋ぎながら分節する事が出来ます。また空間の奥行きが狭くなることにより、外部がより強く意識されるようになります。これら空間の効果を活かしながら設計しました。」と山縣洋さん

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30歳以下の若手建築家による建築の展覧会 2013_ Under 30 Architects exhibition 2013

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「30歳以下の若手建築家による建築の展覧会 2013_ Under 30 Architects exhibition 2013」は、2010年に始まり、今年で4回目を迎えます。
今年は岩瀬諒子氏、植美雪氏、小松一平氏、杉山幸一郎氏、塚越智之氏の5人が出展者として選抜。20代の新鮮な発想力で人にとって豊かな空間のあり方を模索しながら、ドローイングや映像、体験型のインスタレーションなど、独自の表現方法を用いて会場を構成展示されました。

展示は2013年9月5日から1ヶ月間開催され、期間中に記念シンポジウムが2回予定されています。
2回に渡るシンポジウムには、出展者よりひと世代上の40代の建築家8名(一回目:芦澤竜一氏、五十嵐淳氏、石上純也氏、平田晃久氏 / 二回目:谷尻誠氏、平沼孝啓氏、藤本壮介氏、吉村靖孝氏)に交えて1回目には建築史家の倉方俊輔氏、2回目には建築批評家の五十嵐太郎氏が進行を行い、U-30出展者を代表する20代建築家の5名が参加。それぞれの世代からみた建築について話が繰り広げられ、これからの新しい建築の可能性を示す興味深いシンポジウムになるのではと期待します。


岩瀬諒子
京都大学工学研究科にて都市環境工学を学び、スイスEM2N Architects、隈研吾建築都市設計事務所に勤務し建築を学んだ岩瀬氏は、建築設計からパブリックスペースまで領域にとらわれない設計活動を行っている。U-30の展示では、大阪府主催実施コンペ「木津川遊歩空間アイディアコンペ」で最優秀賞を受賞した実施のプロジェクトを展示する予定。
「都市インフラの暴力性に着目し、それとは違ったものをつくりたいと考え、個人的な感情を公共空間に入れるように畑のようなものをデザインしました。何かひとつが強いのではなく、いろんなものが拮抗していく関係が美しく朽ちていける構造物のあり方ではないかと考えました。」

植美雪
現在進行中のプロジェクト4作品を展示。
今回の展示について、「設計している途中経過に考えたことなどを抽出して、コンセプト模型のような抽象的な表現にあえてしている。考えをそのまま提示するよりは判断を鑑賞者にゆだね、考えが広がるようにしたい。」

小松一平
2010年に小松建築設計事務所を設立し、奈良を拠点に活動をしている。
構造設計家と共同で壁だけの構造体を考え、壁を積み上げるのではなく、壁を下に積み上げてタワーにする計画をしている。
現在この壁の考えのもとになった住宅を設計しており、10月頃に竣工する予定。

杉山幸一郎
在学中にスイスのETH(メリクリ)に留学した経験から、消費される建築ではなく、時間に耐える建築を作ることを意識するようになった。
「今ある問題だけに集中せず、10、20年後にも違った価値観を見いだす事が出来、責任の領域を広げていくことで自分の建築を経験するひとが意識の広がりを持てるような建築を作っていきたい。」

塚越智之
90年代のOMAやMVRDVなどに興味があり、デルフト工科大学へ留学。
「経済性や建築法規が建築デザインに関わってくるので、建築の設計条件を広げ、建築を成り立たせる枠組みを更新することで形に定着させてデザインし、社会問題をデザインで解くことを考えている。実際にデザインが身近な問題を解いてくれる存在であることを示したい。」

【展示会の案内】
U-30 Under 30 Architects Exhibition 2013

30歳以下の若手建築家による建築の展覧会(2013)
日時:2013年9月5日(木)〜10月5日(土) 10:00〜18:00
日曜・祝日休館 ※ 9月7日(土)、9月28日(土)のみ20:30まで開場
会場:ODPギャラリー (大阪・南港 ATC )
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10
アジア太平洋トレードセンター(ATC)ITM棟10階 ODP(大阪デザイン振興プラザ)
※ 大阪市営地下鉄・ニュートラム線 「トレードセンター前」 直結
入場:¥1,000 (先着1,000名様に限り展覧会図録付き)

【関連イベント】 
■ U-30 開催記念シンポジウム I 
2013年9月7日(土) 15:30-19:30
ゲスト建築家 : 芦澤竜一、五十嵐淳、石上純也、平田晃久
進行 : 倉方俊輔

■ U-30 開催記念シンポジウム II
2013年9月28日(土) 15:30-19:30
ゲスト建築家 : 谷尻誠、平沼孝啓、藤本壮介、吉村靖孝
進行 : 五十嵐太郎

【問合せ】
特定非営利活動法人アートアンドアーキテクトフェスタ

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山下保博/アトリエ天工人による「港区S邸」

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山下保博+石井あずさアトリエ天工人Yasuhiro Yamashita / Atelier Tekutoによる「港区S邸チカニウマラナイコウブツ」(仮称) のオープンハウスに行ってきました。

 敷地面積69m2、建築面積39m2、延床面積77m2。地下1階、地上2階建て。傾斜地のためガレージは地下にあたりRC造。1階2階はS造。

 周囲から引いて見ることができないが正面図ではこのような外観だ。東側に開いた大きなトップライトが目を引く。

 傾斜地の上側に回るとかなり近隣が立て込んでいるが分かる。中央に見える斜めの屋根が今回の住宅。

 アプローチから近づいてみると実はこちら側が玄関。 

 玄関を入ると床半分がガラスブロック。 左側に水回り、奥に寝室。

 下に降りると冒頭のガレージに繋がる。

 地下ガレージの奥には一部屋設けてあり、玄関のガラスブロックから明かりを採ることが出来る。

 1階に戻って水回り。右のアメリカWhirlpool社の洗濯機と乾燥機は施主のセレクト。

 子供3人と一緒に入れるよう浴室は大きめだ。

 寝室。

 2階へ。手摺は目立たないようにと手摺子が少ないデザインが主流だが、どうしても子供が小さいうちはネットを張ることになる。それをしたくないということでピッチを細かくした積極的なデザインに。 
聞くと場合によっては子供が10歳くらいになるまでの長期間ネットが張られることも多いそうだ。


 2階LDK。

 進むと大トップライトとご対面。一番大きなガラスは長さ3.5mのペアガラス。前面道路も狭く、斜めに傾けて設置するため作業はかなり困難そうだ。

 東を向いた開口だが、向かいにあるマンションのガラスに光が反射してくる。手前のテーブルは子どもたちの勉強机。


 DK上には象徴的なデザインの間接照明を埋め込んだ。
書棚やキッチン周りの家具・建具はシカモア材、右の収納がメープル材、床はウォールナット材。


 レンジフードは上に付けたくないので、下引きの天板からせり出すタイプの換気扇に。

 DKの上はロフト。

 ロフトに上がると斜線を逃れた複雑な面が見えた。 

左から担当の石井あずささん、山下保博さん、施工の日祥工業 渡井孝浩さん。
「密集した狭小敷地では上へ開かざるを得ませんが、中庭を設けては室内が狭くなる。斜線や天空率などを巧みにクリアしながら、そこから生まれる大胆な外観意匠とトップライトを提案しました。」と山下さん。

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川辺直哉による集合住宅「コモレビテラス井の頭」

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川辺直哉建築設計事務所(Naoya Kawabe Architect & Associates)による三鷹市の集合住宅「コモレビテラス井の頭」の見学会に行ってきました。

 敷地面積207m2、建築面積142m2、延床面積495m2。RC造、地下1階、地上3階建て。

B1・1階に3戸ずつ、2・3階に4戸ずつ、計14戸からなる。

 1m程の高低差がある3面道路に囲まれている。 

 2階まで吹き抜けになっている裏口。

 表にあるエントランスからは上のレベルに入ってくる。 

 階段室を見上げると上から光が差し込む。

 一度外に出て表のエントランスへ。

 郵便受けやインターホンはこちら。



 3階まで上がると大きなトップライトが設けてあった。施主から「明るい共用部」は必須条件だった。

 2・3階の住戸にはグレーチングが張られた外扉が設置されている。なぜかというと...

玄関扉はバルコニーに面してガラス引戸と一緒に並んでいる。外扉がないとひとがバルコニーまで入ってこれてしまう。

各住戸で見られるのがこのタイルとカバザクラ材フローリングの床。
タイルは共用部やバルコニーと同じもので、外部が内部に連続してくる印象を与え、外と内の境界を曖昧にし広さを感じさせてくれるし、使い方も居住者のスタイルで広がる。

それぞれの住戸でタイルとフローリングのバランスや取り回しは異なる。 天井はモルタル仕上げ。





そして外観からも目を引いたルーバーはよく見るとピッチが異なる。外部状況によって3種類(40、60、80mm)のピッチを使い分けた。 

3面を道路に囲まれ隣接する建物は少ないが、住宅地なのでむやみには開放しにくい。ルーバーにより開放しながらも開放させすぎないようにした。

完全に開口しているいる箇所もある。


川辺直哉さん。「ルーバーや床の仕上げを操作することで生活領域の境界が曖昧になり、物理的な占有領域がその境界を越えて、共用部や外部と関係付けられるのではないかと考えました。」


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芦沢啓治企画によるAtelier Oiパトリック・レイモンド トークショー@スタジオアナグラム

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スイスのデザイン事務所Atelier Oi(アトリエオイ)の創設メンバーであるパトリック・レイモンド氏の来日に伴いトークショーが開催された。

 アトリエオイは1991年にパトリックさんを含め3人でスタートした事務所。現在40人程のスタッフが在籍し、それぞれ建築、インテリア、インスタレーション、グラフィックと様々なデザインを担当している。アトリエオイの「オイ」はロシア語のトロイカ=3頭立ての馬車からきている。3人で独立して作った事務所であり「私たちが一番大事なのはチーム」と言う事務所に相応しい名前。

 芦沢啓治さん。「アトリエオイとは2006年から日本のプロジェクトのローカルアーキテクトとして関わっていて、彼らの見事な仕事のスタイルとプロセスは自分だけでなく他の人にも役立つはず。是非この場で皆にシェアしたいと思いました。」

 この日空港から駆けつけてくれたパトリックさん。
「素材について考えることはとても大事。私たちの事務所では、素材が到着した時は必ずスタッフ全員が集まりいつも魚市場のような光景になります。」


 同じコンセプトであっても異なるマテリアルを用いることで、多様なデザインへと展開させていく手法が特徴的なアトリエオイ。美術作品が建物のファサードに、それがグラフィックデザインになり、オートクチュールのコンセプトデザインへと変化していく一連の流れなどを小気味よくスライドで見せていった。

 その他にもシナリオ、エピソードなどから考案されたプロジェクトも多数紹介。こちらはアラブの男性のターバンから発想を得た家具。

 鉄道トンネルを掘削して出てきた材を使って欲しいと依頼されデザインしたトンネル資料館。

 アトリエオイの事務所は、スイスの人口僅か4000人の村に在る。自らが外に出て何かをしなくてはいけない環境に魅力を感じているそうだ。「移動することは大事。You must move!」
そして「20年デザインし続けていて言えることは、作品づくりにはユーモアは欠かせない」と締めくくった。
2014年のスイス・日本国交樹立150周年記念の企画のために来日したパトリックさん。アトリエオイを始めとするスイスデザインに出会える貴重な機会になりそうだ。


会場となったのは隈研吾さんなど有名建築家の家具制作を手掛けることで知られる、スタジオアナグラムの事務所併設ショップ。お気に入りの椅子を見つけて座れる居心地の良いトークイベントとなった。

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PAPER GAME CENTER 紙のゲームからはじまるコミュニケーション展

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渋谷ヒカリエ8Fにて「PAPER GAME CENTER 紙のゲームからはじまるコミュニケーション展」が始まった。テラダモケイでお馴染みの、かみの工作所から発表された6組のデザイナーによる6つの新しい「紙のゲーム」を楽しむための期間限定のゲームセンター。

 参加デザイナーは、エマニュエル・ムホー、トラフ建築設計、山中俊治、スイッチデザイン、大日本タイポ組合、三星安澄の6組。


 PAPER GAME CENTERのテーマカラーはオセロやカジノなどでも使われる鮮やかなグリーン。会場構成を担当したエマニュエル・ムホーさん(右)によってグリーンから白までのグラデーションが会場に彩りを添えている。

 'kamikado' by エマニュエル・ムホー
世界中で楽しまれているゲーム「ミカド」を何枚もの紙を重ねて作ったもの。色鮮やかなグラデーションが美しく、スリムなパッケージは持ち運びにも便利。


 'センコウハナビ' by switch design
火の玉を落とさないようにバランスをとりながら火花のパーツをつなげて大きくしていくゲーム。落としたら負け。


 '関数標本' by 山中俊治
とてもキレイな関数の標本ができるゲーム。中山さん(中央)。


 'G.a.m.e.' by 大日本タイポ組合
ピースを移動・回転・反転させて自分から見て「Game」という単語を作るゲーム。相手側にできていないように注意が必要!


 'トータス' by 三星安澄。
記憶と計算で勝負するゲーム。コップの裏側にある数字を足して10にしていくから「トー(十)タス(+)」


 'ビルディングパズル' by トラフ建築設計事務所
敷地の形に合うにビルをはめ込むパズルと、敷地を回転させたり入れ替えて道路をつなげる2種類のパズルが楽しめる。



オープニングでは大人達が思わず童心に返りゲームセンターさながらの賑わいを見せていた。


【PAPER GAME CENTER 紙のゲームからはじまるコミュニケーション展】
会期:2013年9月4日~2013年9月16日
場所:渋谷ヒカリエ 8F 「8/ CUBE1,2,3」
詳細:http://www.hikarie8.com/cube/2013/07/paper-game-center.shtml


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森清敏 + 川村奈津子/MDSによる「赤塚の家」

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森清敏 + 川村奈津子 / MDS (Kiyotoshi Mori + Natsuko Kawamura / MDSによる板橋区に完成した「赤塚の家」のオープンハウスに行ってきました。

敷地面積391m2、建築面積159m2、延床面積149m2。木造平屋建て。

いくつかの壁で構成された外郭に、寄せ棟屋根がふわっと乗ったような印象だ。

アプローチは5段上がって玄関へ繋がる。敷地は緩やかな傾斜地なので上がった高さがグラウンドレベルとなる。 

アプローチを見返す。飛び石はコンクリートの研ぎ出し仕上げ。

玄関を入るとパーティションのように何枚もの壁が奥へ連続している。

近づくとドアと収納が凹凸をみせていた。各凹みには間接照明が縦に設えてある。
前回MDSのレポートをした "白金の家" で照明計画を担当したシリウスライティングオフィスに触れたが、今回はそのライティングの効果も拝見しようと夕刻の見学を選んだ。

右を向くと、ダイニングとリビングが広がっている。
天井は2.1mと低めに設定され横への広がりが強調されている。

20cm下がってリビング。庇が大きくせり出し近隣マンションからの視線をコントロールしている。

日が沈むとこのように。(右のフロアスタンドは施主のもの)

造り付けのソファーはIDEE製作。

デッキの外側には水盤が設えてある。

ソファ背後の壁のアクセントカラーはそのままデッキ側にも回り込んでいる。
後方に見えるスリットはRCの外壁と木造壁の境界だが、そこを通気やアクセントに活用している。

ダイニング上部はトップライトへ向かって四角錐の天井が伸びており、その壁に太陽光が反射しながら部屋の中程にあるこのスペースを明るくしてくれる。

水回り。

水回りから主寝室側を見る。右にウォークインクローゼット、左に収納、主寝室とその奥に書斎と続く。

主寝室は小上がりのように杉材で作り付けられたベッド。ヘッドボードの一部が開閉しプロジェクターが格納できる。

そして反対側の壁に映像を投影できる。

「壁のレイアウトや厚み、床レベルの変化、天井高の違い、軒の出し方などを操作することによって様々な "場" を作り出し、その場と場の距離感を持たせられるように工夫しました。」と森さんと川村さん。

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エマニュエル・ムホー展|100色 @ 新宿クリエイターズフェスタ2013

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新宿クリエイターズフェスタのアーティスト展に招待され、個展を開催中の「エマニュエル・ムホー展|100色」レセプションパーティーに行ってきました。

会場は新宿三井ビル1階の55スクエア。フェスタは終了しているが、本展は9月29日まで展示されている。(15・16日は休館)

 100色の紙が天井から吊り下げられ美しい色の空間を出現させた。



 会場にはクッションが置いていあるので、是非空間の中に身を置いて体験して欲しい。

 パーティーでは100色に色づけされたドリンク用のコップを来場者自らが選ぶことができた。5色や10色ならあまり悩まないが100色となると話は変わる。



 壁には同じ100色のチップが貼られている。期間中、来訪者や毎日通勤する会社員が "その日の気分の色" を選んでいる。同じ "ブルー"でも選ばれている頻度が異なるのが興味深い。

エマニュエル・ムホーさん。「フランスから東京に初めて来たとき、街に溢れる色に衝撃を受け瞬間的にここに住もうと決めました。その東京で感じた色の魅力、沢山の色を共有したいと思いました。」

【エマニュエル・ムホー展|100色】
日時:9月2日〜29日(15・16日は休館)

会場:新宿三井ビル (1階中央) 55SQUARE
協力:株式会社竹尾
詳細:www.scf-web.net

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「SDレビュー2013 入選展」レポート

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9月11日から始まった「SDレビュー2013 – 第32回 建築・環境・インテリアのドローイングと模型の入選展」に行ってきました。会場は代官山ヒルサイドテラスF棟。16組の作品が会場一杯に展示されている。

 SDレビューは、実現見込みのないイメージやアイデアではなく、実際に「建てる」という厳しい現実の中で設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す、思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというもの。

 'Megacity Skeltonメガシティの小さな躯体'
雨宮知彦+岡部明子+吉方祐樹+上田一樹+澤井源太+エリサ・エヴァワニ+アクマッド・ヘリー・ファッド+総合地球科学研究所(RIHN) 


 ジャカルタのスラムにおけるプロジェクト。

 'ロードサイド・チャーチ・プロジェクト'
竹口健太郎+山本麻子


 三重県の自動車製造が盛んな町で増える外国人労働者に対応した教会。

 'えんがわオフィスアーカイブ棟'
伊藤暁+須磨一清+坂東幸輔


 徳島県の神山町で計画している、映像関連会社のオフィスと映像データのアーカイブ棟。

 '薪の礼拝堂'
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ 


 今年ドイツのレオンバーグに完成した、薪の保管と礼拝室を兼ねた東屋。

 '鶴ヶ島・未来との対話プロジェクト2013'
工藤和美+藤村龍至/東洋大学ソーシャルデザインスタジオ 


 埼玉県鶴ヶ島市の住宅地近くに建設される太陽光発電施設の管理施設・環境教育施設。多くの学生と一緒に計画されている。

 'Seedling Garden -実生の庭'
橋本圭央
高知県須崎市の、老婦人の思い出を新たに再生できる庭


 '衣服のような家'
御手洗龍+御手洗僚子

 長野市で計画中の住宅。

 'Music College'
山梨知彦+羽鳥達也+笹山恭代+石原嘉人


 東京都調布市で建設中の音楽大学。

 長崎県大村市の、棚田の一角に建つ住宅。

 'Seaside Living'
中田裕一+中田理恵 


 神奈川県逗子海岸に建てられた結婚式場・海の家

  '15Aの家'
中川純


 東京都大田区で計画中の、自身で耐震補強し、家族4人15アンペアで不自由なく暮らせることを目指した住宅。

'8 Houses'
畝森泰行


 徳島県鳴門市の、8棟からなる戸建て分譲住宅の計画。

 '高岡のゲストハウス' 
能作文徳+能作淳平


 富山県高岡市で計画の、古く大きな家を分解し3棟に改築したゲストハウス。 

 '不動前・家シェア'
常山未央


 東京都品川区の住宅に7人で住むシェアハウス。 

 'FASTBOX'
久冨敏明+萬田隆+安森弘昌+田頭章徳


 大規模災害時の避難所で活用する組み立て家具・パーティション用土台。 

 'ブックエンドの家' 
榊原節子+池部友香子


大阪市中央区の、寄席小屋 "澤井亭" の復活・改修をしつつ住宅機能を持たせる計画。

【SDレビュー2013 – 第32回 建築・環境・インテリアのドローイングと模型の入選展】
東京展
 会期:9月11日〜9月22日
 会場:代官山ヒルサイドテラスF棟、ヒルサイドフォーラム
京都展
 会期:9月28日〜10月14日
 会場:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館

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佐々木龍一 + 奥村梨枝子によるハッセルブラッドのショップ

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佐々木龍一 + 奥村梨枝子/佐々木設計事務所 (Ryuichi Sasaki + Rieko Okumura / Sasaki Architectureによるハッセルブラッドの直営ショップのオープニングに行ってきました。

 ハッセルブラッドはスウェーデンの老舗カメラメーカー。デジタル化した商品の展開に力を入れいるが、クラフトマンシップとの癒合を前面に日本のメーカーとは差別化を図っている。

 2012年11月、先にオープンしたギャラリーと同じ建物(原宿DUET)に対をなすように完成した。マクラーレンMP4/12Cスパイダーとモデルさんが花を添えた。


 ハッセルブラッドのフレームフォーマットは正方形。ギャラリーと同様に正方形のモチーフを踏襲した。


 今回はショールームなので商品がケースに収まる。

 このケースはハッセルの標準モデルでデザインは手掛けていないとのこと。

 窓から外を見ると正方形のフレーミングで景色が切り取られる。

 同じ窓を外から見ると、中に飾られる地球の写真とぴたりと重なる。ハッセルは月に行った最初のカメラとしても有名だ。

 奥ではカウンター越しにじっくりと歴代の名機を眺めることができる。 


 照明も正方形。


 ショールームオープンのこの日、発売を向かえた新商品「Stellar(ステラ)」。
SONYのDSC-RX100をベースにし、様々な素材のオリジナルグリップが装着されている。カーボンファイバー製のケースが付き¥194,250。 



佐々木龍一さんと奥村梨枝子さん。「前回のギャラリーより、より正方形のモチーフを強調できました。フィルムストリップの様に正方形が並び、壁面や天井面にある正方形群が重なり合うデザインにしました。」

【ハッセルブラッド ジャパン】
場所:東京都渋谷区神宮前1-10-32 原宿DUET 1F
URL:http://www.hasselblad.jp

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猿田仁視/キューボデザインによる自邸「cnest」と住宅「SOL」

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猿田仁視/キューボデザイン建築計画設計事務所(Hitoshi Saruta / CUBO design architect)による自邸兼アトリエと、隣家の内覧会が同時に開催された。場所は神奈川県大磯。

 猿田さんの自邸兼アトリエの 'cnest'。左側のボリュームが自邸、右側がアトリエ。奥に見えるもう一つの三角屋根の方が依頼されて設計した住宅 'SOL'。

 高低差14mの急斜面を持つ崖地に、空中に大きくせり出している。

鳥の巣箱をイメージした外観。まずはアプローチから左手の自邸へ。高低差のある敷地のためエントランスは2階になる。

 エントランスを抜けるとLDK。コンクリート製のキッチンカウンターと木製のダイニングテーブルが一体になっている。


 手洗いはこの位置にあると意外と便利。

 東側に緑豊かな山並み、南側は遠景に相模湾を臨むことができる。

 階段室はオブジェのような佇まい。パープルはよく使うカラーとのこと。

 階段を降りると奥行きが8mあるベッドルームと、奥にウォークインクローゼット、右にサテン仕上げのウォールナットの引戸を開けると水回り。

 広々とした水回り。

 崖側の外観はこのようにLDK部分は完全に宙に浮いている。

4mせり出した軒には念のため補助的に柱を立てたが、柱がなくてもキャンティレバーで支持されている。軒裏には周囲の植物が反射して緑色になるよう意図的に一番光沢のある撥水剤を選択した。

 アトリエ側のボリュームへ。手前には元から生えているモミジをそのまま活かした。

 アトリエにはガレージからも入れるが、ボリュームの間にある階段を上がってエントランスがある。

 切り妻の形がくっきり表れたアトリエ。以前のアトリエは海が目前にあり賑やかであったので、今回は海までの距離感が丁度良い場所に新しい拠点を設けた。

 床は芝生をイメージしたカーペット、左に見える階段は倉庫へ。

次に 'SOL' へ。施主は30代ご夫婦。自邸設計中に依頼を受け、話を聞くと偶然敷地が隣だった!

 LDK。床、キッチンカウンター・ダイニングテーブル、 階段も全てモルタル仕上げで無駄を削ぎ落とした。

 三方向に大きな開口をもつLDK。海側には二つの正方形の窓。あえて全面開口にせず、色々なところに立ってトリミングされた景色を楽しめるようにした。


 バルコニー。

 ダイニングの階段を上がったところにもバルコニーを設えた。cnestのフォルムがよく分かる。

 反対にcnestから見るとこのように。

 1階は一転濃い色彩を多く使っている。三つ目のバルコニー、寝室、水回り、予備室などがあり、ここでも様々に切り取られた景色を取り入れる工夫がなされていた。

猿田仁視さん。「偶然にも我が家cnestとクライアントのSOLを同時期に進めることが出来たので、どちらからも海側の景色を仲良く臨めるように設計できました。三角屋根も、ここの地形に違和感無く馴染んでくれているように感じます。」

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槇文彦の建築夜話

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第123回建築家フォーラムは槇文彦 (Fumihiko Maki) による建築夜話。

 会場は西新宿のLIXILギャラリー。(LIXIL GINZAより5月に移転)

 企画進行は国広ジョージ氏。聴講者は約80人満席だ。

 50年代アメリカでの活動から、世界中の建築家との交流、現在進行中のプロジェクトまでユーモアたっぷりに話され会場からは笑いが絶えなかった。

 アルド・ファン・アイク (Aldo Van Eyck) に教会のプロジェクトを説明されたときの話。

 ルシオ・コスタ (Lucio Costa) にブラジリアの都市設計はその後40年近く経ってどうなったかをインタビュー。

 スパイラルでは展示や企画は様々に変化しているが、この廊下に都市における個人の場を提供した椅子に佇む人の姿は25年前と全く変わらない。

 ニューヨークの世界貿易センターNo.4ビルは、センターのビル群に先駆けて11月16日オープンする。「この建築は前WTCビルを設計したミノル・ヤマサキへのリアクションです。」と話す。

 「東京体育館は周辺環境や人の目線を考慮したスケールで設計した。」

 「ところが同じエリアにこのような巨大な怪物が造られようとしている。この先50年100年この建築が本当にここに造られていいのだろうか。」

「周辺がどうなるのか、人の目線からはどのような物になるのかといった情報が全く提供されていない。」


 「このような問題に対する声や議論が起きないのは危険なことだ。」という槇氏の提起を受け多くの建築家によって '新国立競技場を考えるシンポジウム実行委員会' が設立され、10月にシンポジウムが開催される。www.facebook.com/kokuritsu.wo.kangaeru

また聴講者から「東京をどのようにすれば良いですか?」との質問に、難しい質問だとしながらも「素敵な居場所を作っていくこと、それもできるだけ沢山。」と答えた。


近代建築の世界遺産登録はアジアにまだない。丹下健三生誕100周年ということもあり、代々木体育館を世界遺産にする活動も開始した。
85歳まだまだ精力的に活動する槇氏。

【建築家フォーラム】
www.kentikuka-forum.net

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15組の建築家による「新しい建築の楽しさ 2013」展(後期)レポート

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前期に引き続き、東京・京橋のAGC studioで開催中「新しい建築の楽しさ 2013」の後期展に行ってきました。

 後期は以下6組による展示。伊藤麻理/UAo、高橋一平、川口有子 + 鄭仁愉/有設計室、藤本壮介、石上純也、小池啓介 + 山本匠一郎 + 大縄順一 + 李仁敦/Thirdparty。

 会場デザインは松島潤平で前期とは構成が変わっている。



 '七ヶ浜町遠山保育所' 高橋一平


 宮城県七ヶ浜町の保育園。公募プロポーザルで最優秀となり地域住民や利用者の声を設計プロセスにダイレクトに取り入れ完成した。

 '小松駅東交流センター' 伊藤麻理/UAo

  石川県小松市の広域生活ゾーン施設のプロポーザル最優秀案。科学教育、人材育成、地域活性、産業振興などの複合拠点。


 'CAFETERIA FOR UNIVERSITY' 石上純也


 神奈川県の大学で計画中のカフェテリア・多目的広場。110m×70mのスパンに天井高2.3m、9mm鉄板を四方の外壁のみで支持する無柱空間。

 '台湾タワー' 藤本壮介 
 台中市に造る展望台・博物館計画のコンペによる最優秀案。飛行場跡地を利用した都市整備計画。高さ300m、底辺の長さも300m・170mある。

 '伊豆の国市伝統芸能会館'  小池啓介 + 山本匠一郎 + 大縄順一 + 李仁敦/Thirdparty


 静岡県伊豆の国市で公募されたプロポーザルの最優秀案。温泉街に受け継がれる伝統芸能や文化の他に、地域振興や観光振興など多目的に利用できる。

 '市原市水と彫刻の丘リノベーションプロジェクト'  川口有子 + 鄭仁愉/有設計室


 千葉県市原市にバブル期に建てられた後、閑散としてしまった美術館リノベーションのプロポーザル最優秀案。8月にオープンした。

この日は高橋一平、川口有子 + 鄭仁愉/有設計室、小池啓介 + 山本匠一郎による作品のプレゼンテーションが行われた。

【新しい建築の楽しさ 2013】
会期:前期7月30日〜9月7日、後期9月10日〜10月5日
会場:AGC studio
企画:中崎隆司
詳細:http://www.agcstudio.jp/event/project_08th.pdf


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LOT-EKがインテリアを手掛けた千駄ヶ谷の「BAND OF OUTSIDERS」旗艦店

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ニューヨークに拠点を置く建築家ユニットLOT-EK(ローテック)がインテリアデザインを手掛けた、ファッションブランド「BAND OF OUTSIDERS(バンド オブ アウトサイダーズ)」世界初の旗艦店が10月12日東京・千駄ヶ谷にオープンした。ローカルアーキテクト:GEOGRAPH橋本幸樹氏

 ショップが入るのは3階建てビルの1階部分。フロアの中心で存在感を発揮していた太い円柱をどうするかというところからデザインをスタートさせた。

 いっそ円柱を主役にすべく、そこへ回転するリングと放射状にアームを取付け、アーミーナイフのようにしてずらしていくつか出してみたり、重ねて一束にしたり、柱を中心に多様な演出をすることを可能にするディスプレーをデザインした。




 アームにはマネキン、洋服のラック、ディスプレーケースのほか...

 フィッティングルームや、

キャッシュレジスターまで取り付けられている。


  「BAND OF OUTSIDERS」は、映画業界からファッション業界に転身した異色の経歴を持つデザイナーScott Sternberg(スコット・スタンバーグ)により、2004年LAに設立された。ブランド名もゴダールの映画『はなればなれに』の英題から付けられているだけあり、旗艦店のデザインにも映画の要素が散りばめられている。

 撮影機材などの箱からインスパイアされたというディスプレーシステムは、その名も"road case system"。

 天井には映画のセットで使うような照明。

 フィッティングルームの中は、壁とカーペットにイタリア映画のビーチのシーンをプリント。BOSEのスピーカーからは音楽が流れており、狭い空間を退屈しない仕掛けに。

 もう一つのフィッティングルームは、スターウォーズのタトゥイーン撮影場所の風景。

 またレジの一部はアイスケースなので、取り外してショップ横のスペースに持って行けば、アイスキャンディーやコーヒーと過ごす陽気なLAスタイルの完成だ。

 ショップは1階のみだが、LOT-EKはその上のショールームやオフィスまでも含め、建物全体としての存在感を発揮させるべく"着替えるファサード"を提案した。そのファサードにはブランドロゴや大海原を疾走するヨットがプリントされている(街路樹に隠れてしまっているのが残念!)

 ファサードのヨットの写真と、建物脇のスペースにある靴の植木鉢は、アーティストのFriedrich Kunathさんによるもの。

 LOT-EKのAda Tollaさん(左:アダ・トーラ)と、Giuseppe Lignanoさん(右:ジュゼッペ・リニャーノ)。
「本店舗を皮切りに今後もグローバルに展開していくBAND OF OUTSIDERSのショップデザインとして何が相応しいかを考えました。壁などは極力使わず応用が利くものにすること、そして映画を愛するデザイナースコット・スタンバーグの世界観、ブランドの持つLAらしさを細部にわたり感じ取れるような空間にしたいと思いました。日本での仕事は大好き。とても良いチームワークで出来ましたよ!」

【BAND OF OUTSIDERS】
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-6-3 千駄ヶ谷RFビル 1F
www.bandofoutsiders.com


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