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クライン ダイサム アーキテクツが手掛けた自由が丘の「KOE HOUSE」

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クライン ダイサム アーキテクツが設計とインテリアを手がけたライフスタイル型店舗「KOE HOUSE」のオープニングレセプションに行って来ました。
(11月16日オープン)

KOE HOUSEは株式会社ストライプインターナショナルの展開するグローバル戦略ブランド「KOE(コエ)」から派生した新業態。地下1階(RC造)から地上3階(木造)の4フロアに、飲食店、アパレル、生活雑貨などを展開する。店舗面積は200坪。


クライアントからはまず複合商業ビルの設計プロジェクトとして依頼があったという。商業施設とともに人々が暮らす街でもある自由が丘に相応しいボリュームをスタディしていくなかで辿り着いたコンセプトは「家」。耐火木構造による親しみやすい家型の建築である。

KOEの旗艦店となったが、将来的に中に入るテナントが変わっても木の建物という存在感のある顔や価値が損なわれない。



エントランスを入るとフロア中央にエレベーターシャフトと回り階段がレイアウトされ、その周囲を回遊するようにショッピングを楽しめる。


中へ入ると木構造の不思議な軽やかさとインテリアのマテリアル感が絶妙な心地よい空間。LVLで駆体を構築し、表面に杉材を用いている。


1F サラダショップ〈KOE green〉。オーガニック野菜のサラダやポタージュ、ホットサンドなど。


それぞれのフロアに合わせた品ぞろいのエコフレンドリーな雑貨。

2F ウィメンズウェア
各階、中心のエレベーターと階段をあがると開け放された大きな扉がある。その都度なかに入る行為で家の中に迎え入れられるような感覚になる。

什器は木とローズゴールド色のメタルを組み合わせ、シンプルで温かみのあるものとした。




階段からの見下ろし。窓際のような風景。

3F キッズウェア
テラスや子供が座って遊べるスペースもある。

並べた商品がケーキの一部に見えるハッピーな什器



店舗のいたるところにある木のディスプレイ。岡山の間伐材が使われている。

エレベーター前の広々スペースはバギー置き場にもなる。



B1F メンズウェア&スポーツ





からプロジェクトを担当したクラインさん、久山さん、小山田さん。
「継続していく心地よさを追求しました。ここなら住めると思いませんか?わたしたちが手掛けるものは、商業施設であっても自分たちが"住みたい"と思えるくらいの居心地の良さをいつも提供したいと考えています。」

【KOE HOUSE】
東京都目黒区自由が丘2-9-19
www.koe.com


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