2月27日まで東京 京橋のAGC studioで開催の「新しい建築の楽しさ2015:後期展」に行ってきました。
畝森泰行、青木弘司、吉村靖孝、弥田俊男、中山英之 + Ido Avissar、永山祐子の6組の若手建築家による、進行中や計画中の建築模型が展示されている。
(前期展では浜田晶則、中川エリカ、ツバメアーキテクツ、細海拓也、萬代基介、仲建築設計スタジオが展示)
畝森泰行、青木弘司、吉村靖孝、弥田俊男、中山英之 + Ido Avissar、永山祐子の6組の若手建築家による、進行中や計画中の建築模型が展示されている。
(前期展では浜田晶則、中川エリカ、ツバメアーキテクツ、細海拓也、萬代基介、仲建築設計スタジオが展示)
またこの日開催されたデザインフォーラムも聴講してきました。
〈須賀川市 市民交流センター〉 畝森泰行福島県須賀川市。被災地の市民活動の復興を目指す市民交流施設。
畝森泰行さん
「行政が中心になるのではなく、様々な活動をしようとする市民がサポーター的に参加し、チームを作りながら運営する新しいかたちの市民センターになってもらえたらと思います。」千葉県市原市の幼稚園の増床計画。
〈小淵沢のホール〉 永山祐子(デザインアーキテクト)+竹中工務店(設計施工)
山梨県北杜市の企業のイベント・研修施設
永山祐子さん
「建物の周囲にはエリアによって彩りの違う植物を多数植え、春になるとピンクになるエリア、夏には青や紫、秋には赤や黄金色といった具合に敷地全体がカラーパレットのようになります。」奈良市の春日大社境内の美術館
既存の宝物殿は’73年に谷口吉郎の設計によって建てられた。棟どうしの間の中庭部分に既存屋根から連続するように片流れの屋根を掛け、既存の佇まいを継承しつつ、穏やかに境内に開かれ連続する「だ太鼓」の展示空間を新設。屋根はスパン18mのスチール製門型フレーム4本で支持する。弥田俊男さん
「世界遺産の境内なので規制が厳しく、 “人工物” が表に出てはいけないことから、ファサードにガラス面を直接あしらうことができず、木製のルーバーを一層設けています。今まで担当した美術館の経験を活かしながらも、今回異なるのは神の領域での美術館ということを意識しました。」
〈Project M〉青木弘司
北海道伊達市のパン工房・ 就労支援福祉施設
生産プロセスが見える工場というプログラムを、建築の成り立ちに翻訳すべく、壁の裏、天井の懐などを可視化し、様々な部材が建築の成り立ちに寄与していることを想像させる。モノが主役になる工場であるこの計画では、人間中心主義的な美学ではなく、ヒト・モノ全ての関係性の総体として建築を捉える試み。〈Printmaking Studio/FMC〉 中山英之 + Ido Avissar / LIST
ベルギー カステルレーのアーティスト・イン・レジデンスのスタジオ増築
山田紗子による会場構成は2015前期展の記事に詳しいです。
【新しい建築の楽しさ2015】
前期:2015年11月4日 ~ 12月25日
後期:2016年1月5日 ~ 2月27日
会場:AGC studio(東京都中央区京橋2-5-18 京橋創生館)
詳細:www.agcstudio.jp/project/pdf/project15th.pdf
前期:2015年11月4日 ~ 12月25日
後期:2016年1月5日 ~ 2月27日
会場:AGC studio(東京都中央区京橋2-5-18 京橋創生館)
詳細:www.agcstudio.jp/project/pdf/project15th.pdf
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