(NHK NEWS WEBより)
新しい国立競技場の建設費が2520億円に膨らんだことに多くの批判が集まるなか、最初のデザインを決めた審査委員会の委員長で建築家の安藤忠雄氏が近く記者会見を開き、公の場では初めて当時の経緯や認識などを説明する見通しであることが分かりました。新国立競技場の最初のデザインは2012年7月に募集が始まり、建築家やスポーツ関係者などをメンバーとし、安藤氏が委員長を務めた審査委員会が4か月後の11月にイラク人女性建築家の作品を最優秀賞として選びました。
安藤氏は、建設費が2520億円に膨らんだ改築計画を了承した今月7日の有識者会議を欠席していましたが、関係者によりますと、本人の希望で近く記者会見を開く方向で調整が進められているということで、公の場で初めて当時の経緯や認識などを説明する見通しであることが分かりました。
安藤氏について、下村文部科学大臣はこれまでの記者会見で、「なぜ、女性建築家の案を選んだのか、今後、どのように重要なのか、堂々と自信を持って何らかの形で発言していただきたい」と述べていました。
新しい国立競技場の建設計画を巡っては、NHKが行った世論調査で納得できるかどうか尋ねたところ、「納得できる」と答えた人は13%、「納得できない」と答えた人は81%でした。
・新国立競技場はザハ案(修正案)で着工。整備費約2,520億円
・槇文彦グループより新国立競技場プロジェクトへの提言
・新国立競技場 "当初は"屋根なし・規模縮小で建設
・磯崎新による意見書「ザハ・ハディド案の取り扱いについて」全文
・槇文彦、内藤廣らが登壇 シンポジウム「新国立競技場の議論から東京を考える」レポート
・「ザハ・ハディド展」レポート/東京オペラシティ
・安藤忠雄のコメントや質疑応答/新国立競技場計画に関する説明会
・新国立競技場基本設計案の画像と概要
・新国立競技場コンペ審査委員 内藤廣のコメント全文
・宮台真司が新国立競技場について東京新聞に寄稿した記事の全文
・文部科学大臣、都知事らに提出された「新国立競技場に関する要望書」の全文
・槇文彦「新国立競技場案を神宮外苑の歴史的文脈の中で考える」シンポジウム レポート
・新国立競技場ザハ・ハディド案が最優秀案に選ばれる
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・新国立競技場ザハ・ハディド案が最優秀案に選ばれる
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