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    森清敏+川村奈津子 / MDS一級建築士事務所 (Kiyotoshi Mori + Natsuko Kawamura / MDSによる横浜市青葉区の住宅「ポジャギの家」を見学してきました。

     敷地面積103m2、建築面積46m2、延床面積117m2。RC造+木造で地下1階、地上2階建て。

     建物の正面東側には公園の緑が広がる。道路に面するのは塀ではなく擁壁になる。

     横に回ると低めの玄関扉。こちらは地下になる。1階2階のファサードは焼き杉。

     玄関を入ると右側には奥まで収納が造り付けられ、左側にはアトリエと奥に水回り。


     浴室の奥、外から見えた擁壁の内側はドライエリアになっている。公園の木々も眺めることができる。

     1階へ。階段を上がると「ポジャギ」が窓に吊されている。ポジャギとはパッチワークのような韓国の伝統工芸のことで、インテリアデザイナーである奥さまが手作りしたものだ。

     1階LDK。ポジャギと150角の杉材が8本繋がった短冊のような壁が上階を支えながらが空間を曖昧に仕切る。ポジャギは各所に設置されたレールを縦横に可動できる。

     ダイニングの天井は3.5mまで持ち上げられ、2階とガラス越しに連続する。そのためダイニングにはハイサイドライトように光が注ぐ。


     階段室の横には放射暖房器(ピーエス暖房)のヒートシンクがアクセントになる。 




     2階へ。

     途中横を見るとこのような感じ。

     2階は回遊式になっている。1面は黒板になっておりご覧のようにお子さんの自由な創作の場だ。渡辺篤さんのサインも発見。 

     2階もポジャギで緩く仕切るようになっており、シーンによって様々に変化する。

     1階の天井裏はロフト収納になっており周囲から折れ戸で開閉可能。

     ダイニングを見下ろす。 


    森清敏さんと、施主でインテリアデザイナーのハッタユキコさんは共同設計者。「ポジャギを使うことを前提に設計を依頼されました。柔らかいポジャギと木を使って緩く優しく仕切り、窓から切り取られる緑、白い壁と合わせ、それらがリズミカルに空間を演出できるように心掛けました。」と森さん。

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    新国立競技場は日本で久しぶりに公募された国家プロジェクトの国際コンクール。10月16日に一次審査によって選ばれた11案から、本日11月15日最優秀案としてザハ・ハディド (Zaha Hadid) が選出された。まず2019年に開催されるラグビー・ワールドカップに間に合わせるよう2018年の完成を目指す。また2020年のオリンピック東京大会を誘致するための切り札にもなる。
    優秀賞はコックス・アーキテクチャー ピーティーワイ エルティディ (Cox Architecture) 。入選は日本のSANAA + 日建設計 (SANAA + Nikken)。





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    佐々木龍一 + 奥村梨枝子 / 佐々木設計事務所 / o three (Sasaki Architecture) によるハッセルブラッドのオフィス・スタジオ・ギャラリーが原宿に完成。オープニングに行ってきました。

     ハッセルブラッド (Hasselblad) はスウェーデンの老舗カメラメーカー。スタジオ・ギャラリーは世界初の展開だそうだ。

     オープンしたのは原宿DUETの1階。原宿駅から3分、原宿クエストの裏辺りだ。

     中へ入るとダークグレーのステンレスに細かいヘアラインが入ったインテリア。右がスタジオ・ギャラリースペース。

     奥がオフィススペース。

     右側がお馴染みの500C/M。左側が来年発売予定のLunar。

     カールツァイスレンズを少々強引に取り付けた感のあるプロトタイプ。トップは鏡面仕上げだ。

     グリップが木のモデル。トップはチタン。
    お気付きの方もいらっしゃると思うが、SONYのEマウントレンズを取り付けており、中身はSONYのNEX-7だ。それにハッセルブラッドのクラフトマンシップを融合させたのがこのLunar。

     グリップがディンプル加工された本革モデル。このようにグリップ、トップ、前面の仕上げや色を自由に組み合わせて購入できるようにするそうだ。


    インテリアに話を戻すと。

     ハッセルブラッドのフレームフォーマットは正方形。外のウィンドウから見ると正方形にフレーミングされたようなインテリアが見られる。

     中から。


     ギャラリーではMichael Kenna(マイケル・ケンナ)の作品が展示されている。

     オープニングに先立ち巫女による祝詞(のりと)の奏上や、玉串奉奠(たまぐしほうでん)などの神事を執り行った。

     厳かな神事が終わると賑やかなパーティーが始まった。

    佐々木龍一さんと、奥村梨枝子さん。

    【ハッセルブラッド。ジャパン】
    場所:東京都渋谷区神宮前1-10-32 原宿DUET 1F

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    千葉学建築計画事務所による大和市中央林間の住宅「 I 邸」の内覧会に行ってきました。

     敷地面積190m2、建築面積102m2、延床面積96m2。木造平屋建て。

     右側は奥さまのご両親の家で、境界はあるものの庭、桜を共有するようなレイアウトだ。 

     大きくせり出した庇はパネル型の梁で支えられており、窓も見える。

    玄関を入るとちらりとキッチンが見える。右の扉は納戸へ。

     納戸の反対側は主寝室へ繋がっている。

     LDKは室内の1/3以上を占める広さ。天井には外の庇にも見えた高さ約1.2mのラーチ材で出来たパネル型の梁が現しで3枚並ぶ。床は国産のカバザクラ材。

     トップライトが2箇所設けてあり奥行きのある空間の中ほどを明るくしている。また様々な形、大きさの"四角が"リズミカルに配置されている。

     キッチンとその両側はトイレと浴室。上はロフトスペースになっている。



     キッチンから見ると右から玄関、納戸、主寝室が並ぶ、その上部は抜けているのでロフトはない。 造り付けの棚はパソコン用スペースだ。

     主寝室。

     次にキッチンの裏側へ。

     裏側は子供室。現在子供は一人だが、将来子供が増えても分割できるように入り口は二つある。 



     パネル型の梁は所々開口しており圧迫感を軽減し、空間に繋がりを持たせている。 

     ロフトは梁で仕切られ4つある。

     計算された開口の位置が奥行きを十分に感じさせるようになっている。


     「郊外の開けた住宅地で敷地も十分にあることから、大らかな平屋を提案しました。幾つかに仕切られながらも一つ屋根の下で家族が互いの気配を感じられ、同じ空気を共有できるようなデザインにしました。」と千葉学さんと担当の住友恵理さん。 

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    第7回 関西建築家新人賞は、JIA近畿支部に所属している45歳以下の建築家から応募を受け付け、地域特性に対する配慮や作品の芸術性などの観点から総合的に判断し、将来性があると期待される建築家2人に対して与えようとするものです。 第7回は、21人の応募者の中から魚谷繁礼氏、堀部直子氏の両氏が受賞されました。
    審査員には、出江寛さん(Kan Izue Architect & Associates)(審査員長)、竹山聖さん(審査員)、宮本佳明さん(審査員)。
    11月23日に開かれた第7回 関西建築家新人賞を受賞した魚谷繁礼さん堀部直子さん(Horibe Associates architect's office)の祝賀会に参加してきました。

    受賞作品は、魚谷繁礼さんの西都教会教会と堀部直子さんのはつがの家。

    西都教会教会
    魚谷繁礼設計・西都教会教会

    魚谷繁礼設計・西都教会教会

    堀部直子設計・はつがの家

    堀部直子設計・はつがの家

    挨拶には、建築家の出江寛さんが候補に上がった5つの建築について『建築とは哲学することである』という観念から『普通性を高める建築』というお話を交えて、講評の内容をお話下さいました。
    講評はこちら↓のリンクより。審査員3人のとても興味深い講評です。

    *普通性を高める建築
    『良い建築がたくさん出来ると街が美しくなるわけです。奇妙奇天烈な建築をつくるのは実に簡単なもの。普通性が高まった建築というものは、それぞれの国の伝統の文化を高め、その中からその伝統を現代的に表現していった建築である。』建築家・出江寛氏

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    藤原・室 建築設計事務所設計fujiwaramuro architects)による『大阪堺市北野田の家』のオープンハウスに行ってきました。

    この住宅は、3つほどの敷地がくっついたような、不思議な形の変形地に建つ住まいです。敷地面積166.53㎡、建築面積62.57㎡、延床面積109.05㎡の木造建築。屋根はガルバニウム合板、外壁はサイディング無塗装。

    玄関を入るとまず吹き抜けの土間があり、2階から光が入り込んで明るく気持ちの良い空間となっています。

    この玄関土間は自転車置き場等のスペースにも使われるそうなので、通常の玄関に比べると十分に広く取ってあります。ドアーの隣には郵便受け。木製の可愛らしいポスト。

    家族構成は30代のご夫婦。将来お一人のお子さんをご予定。どちらも遠方出身のため、どちらかのご両親が尋ねられた際に滞在出来るようにと和室を作られました。曲がった敷地をを利用して、玄関を挟んだ左側には和室を配置。このように配置することで住まいとの良い距離感が出来、母屋と離れのような関係が出来上がったと説明して下さいました。

    玄関土間から右側にはキッチンとリビングがあり、その奥には小さなお庭を望めるようにと縁側がリビングの床の高さと同じ位置に配置。
    左側壁にはパントリー、トイレ、風呂場を設置。天井のルーバー間に照明が仕込んであり、光が漏れるように設計されていました。

    キッチンの右側の壁は全て引き戸になっており、そのほとんどが収納スペース。

    その引き戸の中には2階へ続く階段が隠されていました。

    階段の横には四角い小さな照明がさりげなく灯っていました。見上げると構造体でもあるルーバーが階段のリズムと同様に連続して見えます。

    階段を上りきると、建築自体が「く」の字に曲がっていることに更によく気がつきます。

    廊下を進むとそこには子供部屋がありました。

    子供部屋からは1階の土間とキッチンが覗けるようになっています。
    藤原・室さんの建築には、それぞれの部屋に内に向かって開いている窓があり、家族同士がコミュニケーション出来るような、楽しい空間を作り出しているようでした。

    こちらは子供部屋の窓から見た2階の主寝室。

    主寝室へ抜ける廊下。写真右側にはクローゼット。

    主寝室

    細かいスパンのルーバーによって、主寝室には木漏れ日のような柔らかい光が入ってきます。

    主寝室の奥には、隠し部屋のような空間が。強化ガラス床からは階段が覗けます。ここの空間は書斎になるそうです。

    右:室さん、左:藤原さん


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    篠崎弘之建築設計事務所による千葉県松戸市の住宅「house H」の内覧会に行ってきました。

     敷地面積162m2、建築面積64m2、延床面積115m2。木造2階建て。正面は東向き。

     ホームベース型の覆いを上から被せたようなフォルム。壁面、屋根共にモルタル仕上げ。

     建物の周囲にはキャンティレバーのRC造濡れ縁。中央に見える小さな穴には物干しの支柱が刺さるそうだ。

     玄関扉を開けると広い土間と、ワンルームの空間。そしてY字の柱たち。

    右に顔が見えるのが今回構造を担当した寺戸巽海さん。


     家具を担当したのは大村健太郎さん(totte)。

     土間から2階を見上げる。

     柱は通常より細めの90mm角にし、空間で主張しすぎないように。強度を得るために無垢ではなく集成材を使っている。

     中央の島はキッチン。周囲の棚にはお気に入りの食器や小物が並ぶそうだ。手前がダイニングスペース。
    冷え込んだこの日は床暖のありがたさを実感。

     奥にはこのときだけダイニングテーブルが置いてあるが、実際にはリビングスペースになる。玄関扉と対になるような扉は裏口。

     振り返ると見たこともないような住宅の内観。2階のフロアはY字柱に引っ掛かるように "取り付けられている"。

     キッチンのタイルはお施主さんが見つけてきたもの。 

     2階へ。 

     リビングスペースの上はフリースペースに。トイレとその上はロフト。奥は納戸。(ロフトの板は張ったばかりとのことで仮止めのピンが刺さっている)

     フリースペースから。1階とは異なり2階で床にシナベニヤを貼ったのは、2階が "床" ではなく "板" に見えるように。これにより板がレイヤーのように軽快に重なって見える。

    偶然各板に見学者が現れたショット。


     2階の中央には主寝室。ここは水廻り以外に唯一閉じた空間にできる。とはいえ空間の繋がりを持たせるため、背後の両脇に開けられた小窓から他の "板" や1階の気配を感じることができるし、ロフトの反対側は通じている。

     主寝室の前からフリースペース側を見る。トップライトは開閉可能。

     子供室。 

     あえて邪魔なようにした構造は子供にとって格好の遊び道具になるはずだ。

     お子さんが小さいので当分は至るところにネットが張られることになるでしょう。 


     子供部屋の反対側からは土間やキッチンが見える。前述した主寝室にある小窓が右上に見える。


    篠崎弘之さん。「"構造と構成" をいつもテーマに設計をすすめます。柱の平面的な位置をまず決め、柱の交点と床の接点を様々に調整することで、2階スペースのレイアウトが自由に検討できました。隙間や重なりが沢山できたことで、のぞき込んだり身を乗り出したりしながら見え方の変化が楽しんでいただいたり、曖昧なスペースを散りばめたので家族の成長と共にこの家も成長していってもらえたらと思います。」

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    浅利幸男/ラブアーキテクチャー (Yukio Asari/Love Architecture) による世田谷「砧の家」のオープンハウスに行ってきました。

     敷地面積83m2、建築面積41m2、延床面積82m2。木造2階建て。正面は南向き。

     よく手入れされた庭は隣の敷地だがまるで自分の庭のようだ。
    ちなみにすぐ奥の住宅は10月にレポートしたアトリエ天工人の「世田谷邸」

     指定建ぺい率50%の敷地なのでどうしても空く外部空間はアプローチや、デッキ、裏庭などで有効的に計画。

     玄関を上がり1階は左に子供室、奥に主寝室、階段室の右はクローゼットや、納戸、トイレが収まる。 

     主寝室から玄関方向を振り返る。新築にも関わらず懐かしい感じがするのは床にパインの古材や、ドアノブなどに年代物を使用しているからだ。

     子供室。中央にある小さな開口は主寝室に通じる子供の遊び用。

     2階へ。階段、頭上にも古材。

     ダイニング。 窓は周辺の抜け方向を考慮しながら開口。

     ダイニングから振り返って見る。T字型で上方にも空間が取られているのが分かる。

     使い込まれた古材(オールドパイン)のフローリング。

     お子さんは女の子3人なのでお手伝いできるようキッチンの作業台はチーク材で広めに造り付けた。テーブルのように下を抜いたのは空間を塞がないようにするため。

     リビング。天井は凝った面構成をしているようだ。

     中心にロフトを設けることで空間の見え方に大きな変化を与えている。


     いつもフローリングの張り方に一工夫する浅利さん。空間の方向にそれぞれ向いている。

     キッチンの裏側には水廻り。

     アンティークショップや古道具屋を回って浅利さんが見つけてきたドアノブや、鏡。鏡は100年物だそうだ。


    ロフトへ上がる階段は昔足場に使われていたような古材だ。

     ロフトに上がると複雑で美しい陰影を見せる天井がようやく見渡せる。


    浅利幸男さん。「南と西側にきれいな生産緑地がありますが、長い目で見るどうなるかは分からないので借景としてはあまり当てにせず、それよりも建物の隙間や道路の抜け方向に開口を設け、それを基準に設計を進めました。小さいながらも方向性や開口、ロフトにより見え隠れする空間の変化などから生まれるエモーションを大切にしました。


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    12月15日より南青山のプリズミックギャラリーではじまった「藤野高志 / 生物建築舎展 私が描いたもの、あなたの読んだこと」に行ってきました。

     会場に着いたらすぐには中に入らず、入り口左の幕が張られているところから読み進めるのが順路。

     スタート。

     読み進めていくとそれは会場内にも続いており、カードが並行して展示されている。

     文章はカードのキャプションのような感じで、書かれていることとカードがリンクしている。

    カードにはイメージもあれば建築の写真、スケッチ、図面などなど多岐に渡る。


     途中、自分が写る箇所。


     内面が外へ向かうさま。 (あえてよく見えない写真を使用していますので会場でご覧下さい)

     吹き抜けの壁にも展示が続くがご安心を、

     傍らには双眼鏡が置いてあるので。


     もうすぐエンディング。始まりと終わりは繋がる一つの物語だとわかる。

     会場にはほかに新旧の模型が並んでいる。

     色々な媒体で紹介された自らのオフィス「天神山のアトリエ」。壁厚さわずか18cmで、高さ8mのRC造に挑戦した建物。コンクリート打設のときに型枠の角が開かないように、固定金物を一から製作したそうだ。また高流動コンクリートを使い、特殊な器具を用いながら上から流し込んで、狭い型枠内を隙間なく充填したとのこと。
    室内に植わるユーカリは2年近く経ち、遂に天井に届いてしまったそうだ。


     進行中の長屋。 

     同じく進行中の戸建て住宅。

     旅先でのスケッチなども。




    藤野高志さん。「展示スペースとしては特殊な環境であるこのプリズミックギャラリーを、敷地のように捉えました。ここにある環境や空気を手がかりに一つの物語を描き、私たちが日々感じていることや考えていることを重ね合わせたものを表現してあります。」
     
    【藤野高志 / 生物建築舎展 私が描いたもの、あなたの読んだこと】
    日時:2012年12月16日〜2013年1月27日
    場所:プリズミックギャラリー

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    Niemeyer at Brasilia during construction


    Congresso Nacional do Brasil at Brasilia. Photo: Eurico Zimbres/wikimedia commons

    2012年12月5日、オスカー・ニーマイヤーは、呼吸器感染から死につながり、104歳の建築家は肺炎などのためにリオデジャネイロの病院、Samaritanoにて亡くなりました。
    建築が人々の生活をよりよくすると信じたブラジル人から多くの賛美の死亡記事がありました。彼の有名な言葉に次のようなものがあります。『私は「建築」を、勇気と理想だけではなく、人生や友人の大切さを認識し、この不条理な世界を少しでも良い場所にするために設計してきました』

    多くの建築家および文筆家が共鳴したのは、ニーマイヤーの建築とすぐに認識できるあの美しい曲線でした。しかし、彼の建築の曲線の美を認めつつも、死後の批評ではブラジリアのような大規模な都市を非人道的だと指摘しています。
    彼の建築と都市デザインの遺産にはまだ議論の余地がありますが、死の直前まで仕事をしていたほど、ニーマイヤーの建築に対する信念と忍耐力はとても強いものでした。


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    黒崎敏 / APOLLO (Satoshi Kurosaki / Apollo Architects & Associates) が中国の「International Space Design Award Idea-Tops 2012」にて「Best Design Award of Villa」部門でグランプリ受賞。

    受賞した作品は今年ソウルに完成した「SBD25」(photo: Masao Nishikawa)

     深圳 (シンセン) で行われた授賞式で表彰される黒崎さん。
    同じ部門にはオランダのUN STUDIO他5組がノミネートされた。


     授賞式会場の様子。

     受賞者、ノミニー全員で。

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    直井建築設計事務所 (Katsutoshi + Noriko Naoi / Naoi Architecture & Design Officeによる江戸川区小岩の住宅「切妻のいえ」を見学に行ってきました。

    敷地面積112m2、建築面積60m2、延床面積109m2。木造2階建て。

    正面は南向き。建物から南側部分の開口を切り出して作ったような印象。

    通常切り妻屋根をこのように縦に切り取った場合、棟木の納まりが必要になるためシャープな頂点を作れないが、今回棟木を中央より右下にずらすことでそれが実現している。

    外壁はシラスを使ったそとん壁で温もりのある表情をだしている。

    玄関は奥行きが4.5mもある。

    階段室の周りは左から子供室へ2つの扉。正面奥と右が寝室。右手前がトイレと収納。 

    子供室には扉に差し色。将来二部屋に分けることができる。

    子供室にはバルコニーような庭が設けられおり、外壁が2階まで伸び、内のような外空間をつくっている。植えられているのはアズキナシ。

    2階へ。

    2階は20帖のLDK。南に大きく開口しているので夏場は木製ブラインドで日差しを遮る。



    反対側を見るとバルコニー、その奥に和室、正面奥が水廻り。


    水廻りも天井まで開口があるので冬場は奥の浴室まで陽が届く。

    和室は4.5帖。外壁でプライバシーを確保しつつ淡い間接光も得られる。



    外壁により生まれた、あまり見たことのない眺め。

    オープンハウスの日は荒天のため、引き渡しと引越というお忙しい時に取材に伺いました。お施主さんありがとうございました。 

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    ジャパンアーキテクツ・ブログ "2012年最も読まれた記事トップ20" の発表です!
    Japan-Architects Blog The 20 Most Popular Projects in 2012


    1. 安藤忠雄 (Tadao Ando)。アサヒビール大山崎山荘美術館「夢の箱」

    2. 中村拓志 (Hiroshi Nakamura)。「Tokyu Plaza 表参道原宿」


     4. 手塚建築研究所 (Tezuka Architects)。「山を捕まえる家」

    5. 成瀬・猪熊建築設計 (Naruse ・ Inokuma Architects)。シェアSOHO「THE SCAPE [R] 」



    8. 保坂猛 (Takeshi Hosaka)。「屏風ヶ浦の家 (磯子の家)」

    9. 寶神尚史/日吉坂事務所 (Hisashi Hojin)。「House I」

    10. パリ若手建築事務所訪問「モロー クスノキ建築設計」(Moreau Kusunoki Architectes) 


    12. 西田司/オンデザイン (Osamu Nishida)。住居+ショップ「FIKA」

    13. 千葉学 (Manabu Chiba)。住宅「 I 邸」

     14. 「渋谷ヒカリエ/Shibuya Hikarie」内覧会

    15. 西田司/オンデザイン (Osamu Nishida)。週末住宅「村、その地図の描き方」

     16. スタジオ・ムンバイ(Studio Mumbai)。「夏の家」

    17. 「住宅建築賞 入賞作品展」(Residential Architecture Prize 2012)

    18. 千葉学 (Manabu Chiba)。「工学院大学八王子キャンパス総合教育棟」

    19. 金野千恵 (Chie Konno)。「向陽ロッジアハウス」



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    2014年に開催される、第14回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展のディレクターに、レム・コールハースが選ばれました。

    昨年のテーマは、デイビッド・チッパーフィール ドによる ”Common Ground"。今回のテーマはまだ未定ですが、プレスリリースを通じて、コールハースは「建築の基本要素は、あらゆる時代、場所、建築家によって用いられてきました。私達はこの基本要素をあらためて見直し、建築について新しい何かを発見できるかどうかを考えたいと思います。」とコメントしています。

    ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の開催まで1年半。コールハースには昨年よりも2倍もの準備期間が与えられています。来年の国際建築展には何が起きるのか、世界中から期待が寄せられています。

    記事:ワールド・アーキテクツ eMagazine より

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    1月18日よりTOTOギャラリー・間で開催される「ここに、建築は、可能か 第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 日本館帰国展 -Architecture. Possible here? "Home-for-All"」の内覧会に行ってきました。

    2012年、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展にて「金獅子賞」を受賞した展示を日本で再現。

     コミッショナー伊東豊雄さん (Toyo Ito) の呼びかけにより集まった作家は、写真家畠山直哉さん (Naoya Hatakeyama) と、若手建築家3人=乾久美子さん (Kumiko Inui)、藤本壮介さん (Sou Fujimoto)、平田晃久さん (Akihisa Hirata)。

     津波被害を受けた陸前高田に地域コミュニティの拠点となる「みんなの家」を作ることを媒介に「ここに、建築は、可能か」という建築本来の姿を問う。
    「みんなの家」が生まれるプロセスが、模型、映像、写真を通して追うことが出来る。


    津波による塩害を受けた杉の丸太が陸前高田より運ばれ、模型と共に会場を埋めている。


     壁面には畠山直哉さんが撮影した、津波によって何も無くなった陸前高田の"街並み"が大パノラマ写真で中庭まで続く。
    中庭にはみんなの家を模した構造物とパノラマ写真により現場の光景を疑似体験できる。

     上階の展示室では被災地を記録した畠山さんの写真を見ることができる。畠山さんは陸前高田出身で実家や肉親も亡くされている。


    下階に戻り模型を少し紹介。
    3人の建築家はそれぞれ模型を持ち寄り話し合いを重ねていった。会場の手前から初期のアイデア、奥に行くに従って最終型に近づく様子が見られる。
    当初全く意見がまとまらず、プロジェクトはできないのではという不安があったそうだ。

     初期には、3人の個性がよく見て取れるアイデアが並ぶ。こちらは乾さん。

     藤本さん。

     平田さん。


     模型の下には各アイデアのポイントがコメントされている。

     徐々に意見やアイデアがまとまっていく。

     「みんなの家」最終型。

     上から見ると19本もの丸太が使われているのが分かる。
    「『ここに、建築は、可能か』という問いかけに対してみんなの家の形は重要ではない。それよりもそのプログラムやプロセスが重要で、これからの建築はそうあるべきではないかと思う。」と伊藤さん


     左は、みんなの家管理人の菅原きみ子さん。伊藤さんは「菅原さんに出会ったことでこのプロジェクトは完成した。」
    「今回被災地の復興に関して建築家は組み込まれていないという現実がある。それは私にも責任がある。この展覧会を通じて建築家ができることを知ってもらい、建築家の社会的立場を取り戻したい。ここにいる3人の建築家を始め若い建築家にぜひ社会の役に立つ建築家になって欲しい。」と強く語った。
    乾さん「始めこのプロジェクトの重みに押しつぶされそうになった。大きな経験をしたが建築とは何なのかと聞かれればまだ分からない。」
    藤本さん「建築のはじまりとはこういうことなのか、という起源をみたようだ。プロジェクトの始まった1年半前の自分がよく思い出せなくなるような経験をした。」
    平田さん「自分の建築感が揺さぶられた。今まで、ある投げ掛けに対して建築家が答えてきたが、投げかけのない建築を初めて体験した。」

    TOTO出版より1月22日に発売される「ここに、建築は、可能か」。プロジェクトのプロセスが詳細に記されている。
    またヴェネチアでの展示の様子はコチラから

    【ここに、建築は、可能か 第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 日本館帰国展】
    会期:2013年1月18日〜3月23日
    場所:TOTOギャラリー・間

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    黒崎敏 / APOLLO ( Satoshi Kurosaki / Apollo Architects & Associates) による韓国はソウルの住宅「SBD25」。

     敷地面積372m2、建築面積110m2、延床面積212m2。RC造地下1階、地上2階建て。
    場所はソウル郊外の城北洞(ソンブクドン)。古くからの屋敷や各国の大使館や公邸なども並ぶ高級住宅地。
     敷地はかなりの傾斜地で、奥から手前に向けてすぼまる三角形をしている。正面を向いた開口は北東向き。

     北側のエントランスから1階と2階を見上げる。建ぺい率は30%、容積率60%とかなり厳しいので、傾斜地を活かし敷地をほぼ全面地下化した。

     反対の南東側から。

     エントランスを入ると出迎えてくれるのは韓国人アーティストBAE SE HWAによるウォルナットのベンチ。

     左を向くと大きなドライエリアと1階の庭に繋がる階段。左側には水回り、メイド室、ジムへと続く。地階には他に4台が収まるガレージがある。

     ドライエリアからの階段を上がって庭へ。韓国伝統のアンマダン(中庭)のように表現した。


     1階LDK。施主は北欧ヴィンテージファニチャーを扱う実業家。それらの家具やオーダーメイドの家具とを融合、かつデリケートな仕事を求められたため今回黒崎さんに声がかかった。

     また今後、複数の建築家住宅を展開することで城北洞周辺の住環境の底上げを行うことも託されているそうだ。
    ちなみに手前は韓国人デザイナーBAHK JONGSUNによるダイニングセット。

     メインキッチンとその後ろにはセカンドキッチン、トイレが納まる。さらに奥は戸で仕切られベッドルーム、クローク、浴室などのプライベートゾーンになる。


    2階へ。右下にはエントランス周りの空間が覗く。

     階段を上がって奥まで行き振り返る。15mほどもあるトップライトから左のゲストルーム(2部屋)に光が入るよう、ハイサイドウィンドウに向かって梁が斜めに架けられている。

     ゲストルーム。

     ゲストルームが並ぶ廊下を抜けるとファミリールームからは城北洞の街並みが一望できる。(photo: Masao Nishikawa)

     この螺旋階段は1階のプライベートゾーンとダイレクトに繋がる。

     西側の角にも屋外螺旋階段が。地下から屋上のルーフガーデンまでを繋ぐ。

    夕景ではホテルのロビーのような空間が見える。
    「この家ではアーティストやデザイナーによる家具や現代美術が並ぶため、その背景となる建築空間に求められたのは、作品を受け止めるためのニュートラルな意匠や心地よい余白。時を経ても生活や周辺環境の変化に順応できる物質としての強度と包容力が必要だと思います。」と黒崎敏さん

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    メジロスタジオによるベトナム料理の店舗「ECODA HEM」 (江古田 ヘム) 。江古田駅南口の商店街の一角に1月17日オープン。

    一見すると工事現場に設置されたアコーディオンフェンスとプレハブに見える。

    HEMとはベトナム語で "路地" の意味。路地に佇む屋台をイメージしている。 

     屋台は3つありそれぞれ「麺の店」、「米の店」、「カフェ&つまみ」になっている。

     屋台同士は小さな通路で繋がってるので、実はどの屋台でも3つの屋台の物が注文できる。

     実際ベトナムでは屋台街で食事をすると別の屋台の物を注文できるそうで、屋台同士は後で売上を精算し合うのだとか。

    こちらは「麺の店」。内装はRooviceによる。

    「米の店」。一つの屋台に6〜7人が着席できる。

     筆者が注文した「牛肉入りフォー」。(男性には少なめか)

     そして「カフェ&つまみ」の屋台。 


     敷地奥のトイレ。

     

     夏にはオープンスペースにテーブルを出してビヤガーデンにする予定だそうだ。

    お店の情報はこちらの写真で。東京都練馬区旭丘1-74-9。3軒隣のベトナム料理「Mai Mai」の姉妹店。

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     エマニュエル・ムホー (emmanuelle moureaux architecture + designによる東京の「巣鴨信用金庫 江古田支店」のプレス内覧会に行ってきました。場所は西武池袋線江古田駅から数分の場所。

    敷地面積574m2、建築面積405m2、延床面積566m2。鉄骨造2階建て。既存店の建て替えで昨年の年末にオープンした。
    エマニュエルさんが手掛けた巣鴨信金は4店舗目。うち最初の一つはインテリアやサインを担当し、建築設計全てを手掛けたのは今回で3店舗目。

    今回のテーマは「レインボーシャワー」。一貫して色と光が溢れる「まったく新しい銀行の姿」を見せてくれている。

    シリーズを通して街並みに楽しくなるような色を提供。銀行には必ずある大きな看板がないのも特徴で、ファサードそのものが看板の役割をする。

    狭い歩道に接する敷地は2mほどセットバックし、街に余裕も提供している。
    ステンレス製のパイプの高さは約9m。エマニュエルさんはスティックと呼び、他の作品でも重要なファクターにしている。

     エントランスの自動ドアを入るが、そこは庇がついただけの外空間で、奥に伸びる中庭に連続する。 

     中に入ると複雑に反射する光と影が踊る。

     中庭を横切るようにフリースペースへ。

     中庭にはスティックと呼応するように竹が植えられている。

     フリースペースは天井高約7.3mの吹き抜け。信用金庫の一支店でこの贅沢な空間は異例だろう。
    巣鴨信金の理事長は「1秒でも長く居たくなる信用金庫」を唱えている。そのため通常待合コーナーと呼ばれるこういった場所は、巣鴨信金では「フリースペース」と呼ぶ。
    因みにガラス面には電動のロールスクリーンが備わっている。

    銀行と言えば閉鎖的で、中では職員と対峙するような独特の緊張感があるが、ここにそれはない。表通りからカラースティック、フリースペース、中庭+竹、と窓口との間にはいくつもの干渉エリアがある。

    応接室。

    2階。融資のコーナーや、事務スペース。


      
    何も知らずにここを見たら銀行とはまず分からないだろう。
    巣鴨信金の他の記事 >>志村支店 >>常盤台支店

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    手塚建築研究所 (Takaharu Tezuka + Yui Tezuka / Tezuka Architects) による東京郊外の住宅「高床の家」のオープンハウスに行ってきました。

     敷地面積136m2、建築面積51m2、延床面積103m2。鉄骨造地上2階建て。大面積の正面ファサードには上下二面の大窓が目を引く。

    南に向いた正面にはオーニングが備えられている。窓を開けオーニングを広げると、ちょうど雲が流れ青空が顔を出し始めた。

     地上から1,350mm持ち上げ高床にし、窓も裏側が表と同様に開口するので南北に風と光が通り抜ける。1階の天井高は2,300mm、2階は2,100mm。

     北側から。 北側斜線に合わせ敷地の1/3程が空けてある。

     エントランスへは9段ステップを上がる。

     特に "玄関" というスペースは設けていない。 正面の収納は靴入れ。

     1階は10m×5mくらいのワンルーム。 
    スラブ(床)には長手方向に300×300のH鋼が2本走り、その間を鉄骨とブレース(筋交い)が繋いでいる。それを四隅に立つ350×150の角柱が支えているという構造だ。


     高床にして1階を持ち上げたことにより、通りからの外部視線が遮られるのが分かる。

     南北に開けるリビングダイニング。床はパイン材。
    左の外部階段は右のエントランス側と同様の形状で対を成している。


     キッチンは業務用設備で揃えられている。

     コンロの上にレンジフードが無いので聞くと背後に。火元から離れているので強力な業務用ファンで空気を動かし換気するそうだ。床に見えるスリットはオンドル(温風式床下暖房)用の開口。


     2階へ。

     2階は寝室、納戸、水廻りと続く。

     廊下の奥から振り返る。

    寝室は左の収納が可動式なので子供の成長に合わせ仕切り、部屋を分割できる。


     納戸。

     水廻りには1階の暖炉の煙突が貫通する。

    住宅密集地であるため大開口にすれば当然プライバシーも失われやすい。そこで高床にすることで1階は通りから、2階は近隣の2階からの視線が程よく遮られこの大開口を実現させた。その際床下、壁、窓の高さを慎重に検討しプロポーションを決めたそうだ。また高床にすることで敷地全体の風通しにも配慮した。

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    矢作昌生建築設計 (Masao Yahagi Architects) による、横浜に完成した「港南の住宅」を見学してきました。

    敷地面積134m2、建築面積60m2、延床面積95m2。RC造2階建て。正面は北東向き。

    敷地は急峻な崖地な上に変形している。設計には紆余曲折があったそうだ。

    崖の上から建物を伺うとご覧のような形で、見えないが左手前にさらに "逆くの字" に曲がっている。敷地はこの建物と同じ様な形状をしている。

    玄関を入って左側は階段と床下を利用した納戸。 

    1階LDK。子供に畳を知ってもらいたいことから一角に三畳ほどスペースを設けた。収納の背後は地中なのでその圧力を受け止めるために正面に耐力壁がある。

    畳側から見る。東に面した一文字の窓は高めに設定し、周囲からの視線を軽減している。窓の開閉は両側のみで中央はフィックスだ。


    耐力壁の内側はキッチン。

    床はムニンガ材にオイル仕上げ。

    傾斜地を利用したスキップフロア。天井高3.8mの1.5階にはスタディーコーナーと右側にトイレ。

    2階へ。階段を上がって左は主寝室、浴室、子供室と続く。


    主寝室には引戸が付くが階段室に面してガラス張り。中央は施主の奥さま。今回家を建てる様子を詳細にレポートしたブログがとても人気を博したそうで、ブログの読者の方も見学に来ていた。

    寝室にも東向きに大開口を設けた。目覚めは良さそうだ。

    一角にはちょっとしたパソコンデスクを作り付けた。


    子供室。この下は地面。子供室は二人いるお子さまのために将来分割できるようになっている。左は物干しスペースに出られる。

    物干しスペースから見ると敷地の急峻さが良く分かる。

    矢作昌生さん。「始めは鉄骨造で設計しましたが、敷地の条件から工数が多くなりRCの方がコストに見合うことが分かりました。悪条件の敷地ですが眺望などの良いところをプライバシーに配慮しながら引き出しました。スキップフロアによる奥行き感、変形した建物はむしろ表情が豊かで飽きがこない上に広く感じます。」


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