彦根明/彦根建築設計事務所による世田谷の住宅「OTB」の内覧会に行ってきました。
敷地面積64m2、建築面積37m2、延床面積97m2。木造3階建て(SE構法)。
右側が北のため、左側に鉛筆のような切妻ボリュームを寄せ、北側斜線に掛からない高さまで外壁を立て、間をルーバーで軽く仕切っている。
右側が北のため、左側に鉛筆のような切妻ボリュームを寄せ、北側斜線に掛からない高さまで外壁を立て、間をルーバーで軽く仕切っている。
外壁によりプライベート感あるアプローチ。モルタルに埋め込まれた飛び石がポーチへと続く。
外壁の仕上げはジョリパット。
外壁の仕上げはジョリパット。
2階へ。階段の手摺がツル植物のように巻き付いている。
前方がLD、左が水回り、後方がキッチン。
前方がLD、左が水回り、後方がキッチン。
階段室の "筒"にも開口を設け、空間に抜けをつくっている。
淡い陰影の壁はチャフウォール仕上げ。
淡い陰影の壁はチャフウォール仕上げ。
アプローチから見上げて見えた二つの開口はこの部分だ。
この位置の水回りはプログラムとレイアウトのパズルを解いているうちに導かれた、ここしかない、というような絶妙な位置だ。
彦根明さん。「お施主さんは大学の教員をされており、まず本を置くスペースと家族皆で本を読んだり勉強をするスペースを望まれました。北側斜線側に無理に居室は取らなかったので間口は広くありませんが、北側に豊かな半屋外的スペースが生まれ、コンパクトながら変化のある住まいができたのではないでしょうか。」
【OTB】
【OTB】
***************************
japan-architects.com
日本の建築家・デザイナーと世界をリンク
Web : www.japan-architects.com
Twitter : @JapanArchitects
Twitter : @JapanArchitects
Reproduction of any of these images and texts without written permission is prohibited.
Copyright: japan-architects.com
Copyright: japan-architects.com