西田司＋岩崎修／オンデザイン＋中川エリカ／中川エリカ建築設計事務所による東京・五反田のコーポラティブハウス「コーポラティブガーデン」（東五反田桜テラス）を見学してきました。
プロデュースはアーキネット。
（中川エリカさんはオンデザイン在籍中から当プロジェクトの主担当で、独立後もパートナーとしてプロジェクトを担当していました。）
10層に8住戸が入るコーポラティブハウスだ。
手前はエレベーターシャフトで、太い柱と梁が外側に露出しているのが分かる。
オーナー達は自ずとこの周辺環境をどのように捉えるかが個性になってくる。
10層8住戸は下から上へA室、B室、、、とH室と呼んでいく。
右を見るとオーナーが各々選んだポストが並ぶ。（取材時一つは未設置）
（アパートと違い、8住戸全てデザインが異なるので写真が多くなります）
正面がキッチンで、左が寝室。
寝室は将来的に二つに分割が可能。廊下の先が玄関で、その左が水回り。
正面に見える階段はB室の非常階段で普段は使用できないが、A室の住人だけは右側の門扉から出入り出来る。
B室は2階と3階半分のメゾネット。2階部分を3階へ上がる階段から見る。
この階段は部屋の中央に位置し、背後にリビング、前にはロフト付きの多目的ボックスが鎮座する。ボックスは収納のほかエアコンが付いたり、洗濯機が納まる。
C室は4階と3階半分のメゾネット。
玄関周り、扉も各住戸でデザインが異なる。
建物の規模の割には900mmと太い梁は2層毎に通っている。柱も1,160mmと太いが4本に留め、住戸デザインをフレキシブルにした。
5階D室は共有階段と連続するコートを設けた。左にベンチが設えてあり、花壇には木を植える予定。
7階になると南側は目線の高さに桜はなく、五反田の街並みが開ける。
右側はG室との界壁で開口はない。
奥の柱の裏にキッチン。1,130mm角の柱は壁のように大きい。
寝室スペースは可動式のパーティションで間仕切る。
天井も構造ではないため、希望により最上階の特権であるトップライトを設けた。
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