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田井勝馬による「大山賃貸住宅PJ」

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田井勝馬建築設計工房 (Tai snd Associates) による「大山賃貸住宅PJ」の内覧会に行ってきました。場所は東京・渋谷区大山町。

 敷地面積208m2、建築面積145m2、延床面積409m2。RC造、地下1階地上3階建てで、2つの賃貸住戸が入る


 斜線規制により3階部分はセットバック。石張りの建物をオーナーが望んだためファサードはヴァルスストーンを選んだ。


 A住戸のエントランス。


 エントランスホールはコンクリート打ち放しで、外部空間として捉えている。
左の扉からビルトインガレージへ。ビルトインガレージは2つ有りもう一つはB住戸用。右は収納や主寝室へ通じる。


 エントランスを振り返る。左は自転車の駐輪スペース。 


 まずは地階へ。階段室は2階までの3層吹き抜けになっている。


 地下1階ホビールーム。窓の外には中庭があり、こちらは4層の吹き抜けになっている。


 同じ中庭に面した和室。


 1階に戻り、玄関ホール脇の自転車駐輪スペースからクロークを見る。右に主寝室。


 1階主寝室。ホビールームの上に位置し、同様に坪庭の吹き抜けに面する。奥が水回り。


 水回り。浴室はテラスと吹き抜けに連続し開放的だ。 


 浴室から吹き抜けを見る。


 2階へ。右壁面には外壁にも使用したヴァルスストーンをカットし積層させている。


 階段の途中で、2階にガラス張りの舞台のようなものが見えてきた。


 舞台はダイニング・キッチンだった。キッチンはこの住まいを見渡すことが出来る中心に位置し、DKがコミュニケーションの中心になるようにとのこと。 
地階から上がっていくに従って明るいイメージになるように、木材の種類等の操作をしているそうだ。

 通路の右には個室2つが並ぶ。


 2階DKから階段室を見る。右奥には約20畳のリビング。


 振り返ってキッチン。長さ4mほどのアイランドになっている。


 キッチンの内側。左は7m近い収納とカウンターが延びる。 


 次にB住戸へ。エントランスは2台分のビルトインガレージに並ぶ。


 中へ入るとガレージはガラス張りで、車好きの入居者にはたまらない仕様だ。
玄関は3階なので階段か、専用のエレベーターを利用する。


 3階玄関ホール。B住戸はワンフロアで間取りは2LDK、専有面積は130m2ある。奥はLDや水回り、寝室。


 反対側はエレベーターが見え、トイレや主寝室。左の壁裏はキッチンで両側から通じている。


 リビング・ダイニング。 


 キッチン。

この外壁は、外からの視線をプロテクトする "殻"となり、周囲の環境からプライバシーを確保します。また様々なところに穿たれたトップライトや吹き抜け、ハイサイドライト等から内部空間へと光や風を取り込み、明るく開放的な内部空間を演出しています。どちらの住戸からも、様々な開口部から"空"という景色を楽しんでもらえるのではないかと思います。」と田井勝馬さん。


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