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乃村工藝社による東京2020パラリンピック開催1年前記念イベント「スポーツ・ラウンジ COLORS」

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乃村工藝社の社屋内に、COLORS=色をテーマに2日間限定のスポーツ・ラウンジが登場した。東京2020パラリンピックの内部空間・展示空間のデザイン、設計、施工カテゴリーにおけるオフィシャルサポーターである乃村工藝社が、開催まであと1年となった機に提案したパラリンピックスポーツの新しい楽しみ方を体感できる空間である。


会場となったのは、地下1階にある多目的スペース「ノムラスタジオ」。真っ白い空間に色とりどりの幾何学模様が浮かび上がり、中央には2つのパラ卓球台と、ボッチャをデジタルテクノロジーで体験できるコーナー、奥にスポーツ・バーという構成だ。




〈パラ卓球体験コーナー〉
選手それぞれの個性を表現したパラリンピックの特別なパラ卓球台を体験することができる。

〈ボッチャ体験コーナー〉
競技の面白さや奥深さを体験できるデジタルテクノロジーを使ったエンターテインメント型ボッチャ。 


完成した際には真っ白だったというこの空間。来場者が白いシートをめくることで、時間を追う毎に様々なカラーが現れてくる。これは先入観というレイヤーをめくって気持ちを新たにするようなアクションだ。パラリンピックスポーツについては勿論のこと、普段あまりよく知ろうとしてこなかった身近な事やまわりの人たちについても、無関心にならずに探求してほしいというメッセージが込められている。

現れたカラー部分にはパラリンスポーツのトリビアも(景品があたる金銀銅賞も隠されていたそう!)

〈スポーツバー〉
白いシートは再剥離シートでできており、めくったあと好きなメッセージを書いてカウンターバーの壁面に貼るシステムになっていた。


めくる、ひらく、自由なカタチのコンセプトを取り入れた什器。動かすことで床に色を見せたり隠したりすることが出来る。

空間の演出を手掛けたのは、乃村工藝社デザイナーの青野恵太、大西亮(写真右)、山口茜(写真左)各氏。それぞれ他のプロジェクトを抱えながら、什器デザイン、空間デザイン、コピーライティング・グラフィック等と役割分担して進めたという。

「ここは、新しい発見をする場所です。自分たちが実際にパラリンピックスポーツを体験したらとても楽しかったという素直な驚きや感動から発想を得ました。それぞれの違いを知り、十人十色さまざまな良さを認めあう空間、スポーツ体験の感動を共有する場所です」


イベントにはパラ卓球選手による競技実演もあり多くの招待客が集まった。

【スポーツ・ラウンジ COLORS】
日 時:9月30日(月)、10月1日(火) 16:30~20:00
会 場: 乃村工藝社 本社 ノムラスタジオ


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